海水浴 ページ16
『海だ…
これが海…キラキラして１面、深く青い…
キレイ…』
Aはセパレートタイプの水着にパーカーを着て麦わら帽子を被って太陽の下に飛び出した
1面の青…海、海、海!!
悟｢ひゃっほーい!!
すっげ!!砂浜足が沈むんだけど!!｣
『うわっ!!
本当なのじゃ!!』
Aは五条と共に海に向かって走った
黒井は無事に救出することが出来た
自分がしたのは囮として大人しくしてたことだけで
無力感は感じたが、もう一度、黒井に会えたのだからそれでいい
フライト時間まで少しあるから繰り出した海は広くて開放感がある
****
黒｢まさか盤星教信者…
非術師やられるとは…自分が情けない｣
夏｢不意打ちなら仕方ないですよ
私の責任でもある｣
黒｢不意打ちだったんですかね
｢Q｣の一件で気をつけてたつもりだったんですけどイマイチ襲われてた記憶が……
というか飛行機で来たんですね
大丈夫だったんですか襲撃とか｣
夏｢悟は目がいい
アイツが離陸前に乗客乗員、機内外をチエックして飛行中は私の呪霊で外を張りました
下手な陸路より安全でしたよ｣
それにしても私は沖縄を指定してきたことが気になります
黒｢時間稼ぎじゃないんですか?
A様を殺められなくても明日の満月に間に合わないよう｣
夏｢それなら交通インフラの整っていない地方を選びます｣
黒｢!!まさか奴ら空港を占拠する気じゃ｣
夏｢かもしれません
でも大丈夫
沖縄にきたのは私達だけじゃない｣
呪術高専1年 七海健人
七｢どう考えても1年に勤まる任務じゃない｣
呪術高専1年 灰原雄
灰｢僕は燃えてるよ!!
夏油さんにいいとこ見せたいからね!!
それに、いたいけな少女のために先輩達が身を粉にして頑張ってるんだ!!｣
僕達が頑張らないわけにはいかないよ!!
七｢台風がきて空港が閉鎖されたら頑張り損でしょう｣
実に対照的な2人だった
その頃、頑張ってる先輩は…
五｢見ろよ!!おりゃ｣
そう言って五条の差し出した手の中にはウニウニと動く生き物
『〜っ』
五｢ブハハハハ!!
ナマコ!!ナマコ!!｣
ウニウニ…ウニウニ…と動くナマコ
何にも面白く無いはずなのにテンションは上がって笑ってしまう腹筋が痛い
『キモ!!
めちゃくちゃキモいのじゃー!!』
それを投げてくる五条から逃げるように走り出す対抗するように足元のヒトデを投げつけた
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作者名：卯月 | 作成日時：2021年7月16日 4時
