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ページ17

『五条!!』バシャッ!!

悟「てめっ、なにするんだよ!!」バシャッ!!

海に足を踏み入れてバシャリバシャリと水しぶきを上げる

『五条!!
潜りたいからパーカーと帽子被って持ってて』

悟「あ?」

Aは海に潜った

表面のキラキラした青とは裏腹にそこには神秘的な世界が広がっていた
魚がゆらゆらと泳いで太陽の光が筋となって差し込んで綺麗だった

突然、グイッとAの体が持ち上がった

悟「いつまで潜ってんだよ!!」

背中から伝わる温い温度にAは体温があがった…
腹に回る力強い腕に抱き上げられたのだと悟った

首だけで背後を見れば綺麗な白髪から水が滴る
ぽたり、落ちるそれにAは手を伸ばした

『綺麗…』

首だけで背後を見れば綺麗な白髪から水が滴るキラキラしてる

『お前の髪は光の筋みたいでキラキラしてるな
大空でも夜空でもない海でも輝いてる』

五条は、ほんの少し目を見開いてそっぽを向いた

悟「うっせ!!バーカ!!
中坊がクセェこと言ってんじゃねぇよ」

『あはは!!照れたのか!!
耳が真っ赤だぞw』

悟「はあ!?照れてねーわ!!
バーカ!!」

『はぁ〜…ちょっと休憩
座ろっと』

海をじっと眺めてると…

悟「あーくそ!!
全身ずぶ濡れだわ」

『あっ妾のパーカー濡らしたな!!
帽子も!!濡らさない為に預けたのに!!』

悟「知るかバーカ!!」
『バカと言った方がバカなのじゃ!!』
悟「うっせ!!バカ!!」

『あのね…ありがと…
海は見るのも、初めてだったから嬉しかった』

悟「……」

海がこんなにも青くて潜ったら魚も泳いでて神秘的で…

『海からみた空も青くて誰かと一緒に水かけあったりしたの初めてだったから嬉しかった
なにより五条と一緒に遊べて楽しかったありがと』

悟「…おまえさ
変に(つくろ)ってる口調より今の口調のほうがいいよ」ボソッ

『え?』

悟「それと、お前さ以外と胸あるんだな
Dカップくらい?」

そう、Aの胸を触りながら言って笑い五条は走り去った

・→←海水浴



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作者名:卯月 | 作成日時:2021年7月16日 4時

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