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天元様と同化 ページ6

悟「思ってたよりアグレッシブでイカれたガキんちょだな

同化で、おセンチになってんだろうから、どう気を遣うか考えてたのに」

『フンッ!!
思ってもないことを言うでない!!
妾が、おセンチになどなるわけなかろう!!
いかにも下銭な考えじゃ』

そういうと、Aは五条から顔を背けた

悟「あ゙ぁん!!」

『しかし…
また…ワタシのせいで誰かが死ぬのか…』

「「……」」

『でも、仕方ないことかもね
天元と星奬体は切り離せない運命

そして、もう1人…六眼の使い手…
…そう、思わないか天元』

「「!!?」」

『オマエが話してきたことだろ天元…
因果とは難儀なものだと…
お互い引きこもりみたいなものだからな
まあいい次に会う同化当日を楽しみにしてる』

黒「A様…」

『大丈夫だ
これが御三家…五条家の六眼の使い手か…
品がないな』

悟「うるせ
喧嘩売ってんのかコラ!!買うぞ!!
つーか、さっきから六眼六眼…因果とか…
オマエは、天元様と交信でもできんのか
電波かよ」


『なんだ?
六眼の使い手の癖に、因果関係も知らぬのか
貴様も、無関係ではないのだ
家の歴史書でも、読んどけ』

悟「は?どういう意味?」

Aは、五条を意味ありげに見つめていた視線を反らし話を続けた

『いいか?
天元様は妾で、妾は天元様なのだ!!
貴様のように"同化"と"死"を混合してる輩がおるがそれは大きな間違いじゃ!!』

"同化"と"死"は違う

『同化により妾は天元様になるが、天元様もまた妾となるだけで死ぬわけではない!!
妾の意思・心は同化後、天元様の一部として生き続け…聞け!!』

Aは話を聞かず携帯を弄り出す男2人に怒鳴った
五条の待ち受け事情など、どうでもいいわ!!

悟「あの喋り方だと友達もいないじゃろ」
夏「快く送り出せるのじゃ」

『学校じゃ普通に喋ってるもん!!』

あっ…そういえば…

黒「……;」

『学校!!』

何のためにセーラー服に袖を通したのか、Aは、ささっと乱れた髪を手ぐしで整え横に流し、下の方を纏めていた幅広のリボンを結び直す

『黒井!!
今何時じゃ!?』

黒「まだ昼前…
ですが、やはり学校は…」

「「??」」

元々、黒井はAが学校に行くことには賛成していなかった

Aとて危険なのは分かっている

けど、あとちょっとしか生きれないから…
生きれないからこそ、少しでも学校にいきたい

『うるさい!!
行くったら行くのじゃ!!』

Aは、反対する3人を押しきって学校に向かった

学校→←五条悟という男



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作者名:卯月 | 作成日時:2021年7月16日 4時

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