最強の術師 五条悟 ページ28
悟｢そーか?
そうだな、そうかもなあ!!｣
(反転術式によって生まれた正の力
その力を自らに刻まれた無下限の術式に流し込む)
術式反転"赫"
｢ハッ!!化物が｣
(骨はイッてねぇな
今の衝撃波(?)が無下限呪術 術式反転"赫"か…
�〇澆瓩詢魯縫紂璽肇薀襪別飢叱村�術
��引き寄せる力、強化した無下限呪術"蒼"
�Ｃ討�力、術式反転"赫"
全て問題なし
�〇澆瓩詢呂聾気茲�
��引き寄せる力はリーチを得た今、
�Ｃ討�力はタイミングさえ、外さなければ
(違和感)
｢……いや、これでいい殺す｣
(ごめん…天内
今、オマエのために怒ってない
誰も憎んじゃいない
今はただ、ただ、この世界が心地良い)
悟｢天上天下唯我独尊｣
指し示した指先に呪力を込める
ただ目の前の敵よりも自身は上だと証明したい
自身に出来なかったことが今なら出来る
悟(代々、伝わる相伝のメリットは、
あらかじめ先代の築いた術式の取説があること
デメリットは術式の情報が漏れやすいこと
アンタ御三家…禪院家の人間だろ"蒼"も"赫"も無下限呪術のことはよく知ってるわけだ
だが"コレ"は五条家の中でも、ごく一部の人間しか知らない
順転と反転
それぞれの無限を衝突させることで生成される仮想の質量を押し出す)
虚式"茈"
(違和感)
("タダ働きなんてゴメンだね")
(いつもの俺ならそう言ってトンズラこいた
だが、目の前には覚醒した無下限呪術の使い手、恐らく現代最強となった術師
否定したくなった。捩じ伏せてみたくなった。
俺を否定した禪院家、呪術界その頂点を自分を肯定するために、いつもの自分を曲げちまった
その時点で負けていた)
｢自尊心は捨てたろ｣
(自分も他人も尊ぶことない
そういう生き方を選んだんだろうが)
五｢最後に言い残すことはあるか?｣
｢……ねぇよ｣
(恵…)
｢2.3年もしたら俺の子供が禪院家に売られる
好きにしろ｣
男の脳裏に、ある女が過った
(菜月…A…)
｢スマン…菜月…A…
恩があったのにな…菜月…
アイツは、オマエに似てたぜ…｣
悟｢菜月って…まさか!?
おい!!｣
｢その指輪、大事にしろよ
死んだAと菜月に感謝するんだな｣
五条は立ったまま、死んだ敵を前に何をするでもなく立ち尽くす
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作者名：卯月 | 作成日時：2021年7月16日 4時
