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03.5─…おまけの小話 ページ11

(side.竈門炭治郎)



俺達鬼殺隊だった時、同期であった善逸に
伊之助、カナヲに玄弥に加え、禰豆子と
俺のクラスメイト全員で宇髄先生の
誕生日を祝う会を開くと決めたんだけど、
宇髄先生を引き留める役も必要だ。
いつも宇髄先生は善逸と話していて、
仲良さそうだからこの役は善逸に任せた。

一方で、空の見える美術室を装飾する担当
とケーキを作る担当で別れて作業をする事
になった。
(伊之助は一人、
 どんぐり探しに行ってしまったが…。)

「ふがッ」

「禰豆子、偉いぞぉ。
 ちゃんと(ふか)せているな」

タルト生地を作るのに忙しくて撫でる事は
出来ないが、後でたくさん撫でてあげよう。

「炭治郎!これ、こんな感じか?」

「ん?嗚呼!そんな感じで大丈夫だ!
 果肉も少し残したいから
 少し取り分けておいて欲しい」

「分かった。生クリームも加えて
 混ぜるからな!」

「ありがとう!」

手伝いをしてくれている彼、島岡(しまおか)君は
調理部の部員だ。
たまに部活であまったクッキーとかを
分けてくれる。
(勿論、味も美味しいんだ。)


タルトが焼き終えた美味しい匂いが
校舎に渡っている気がするが、気にせず
ダイナマイトで爆破された美術室へと戻る。

「善逸、宇髄先生は来てないんだよな?」

「来てないよ、大丈夫」

少しだけ会話をしたのなら、俺達タルトを
作った組は美術室の中へ戻った。


戻れば、綺麗に彩られた黒板アートや
壁には横断幕などなどシンプルな美術室
からカラフルになった。
机もちゃんと設置されて食べ物も置ける。

「皆、ありがとう!善逸を呼んでく……」

「猪突猛進!猪突猛進!!
 只今帰ったぜ!ツヤツヤのどんぐり
 たくさんあったからな!!」

「伊之助、善逸を呼びに行こう」

そう言って俺達禰豆子と伊之助は善逸を
呼びに教室を後にした。
皆にはクラッカーを用意してもらって。


宇髄先生が喜んでくれるサプライズ
誕生日パーティー。
派手に喜んでいたのは言うまでも
ないだろう。

あとがき→←10─…宴



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設定タグ:鬼滅の刃 , 宇髄天元   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:緋燈 . | 作成日時:2020年10月31日 13時

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