うざったいほど､大好き【太宰治】【文スト】

うざったいほど＿＿＿ ページ9

そして


そこそこの距離を歩いて


只今



ｻﾞｱｱｧｱｱｱｱｱｧｧｧｱｧｱｱｱｱｱｧｧｧｧｧ＿＿＿



「矢っ張りAといると最悪なことしか起こらないね」


『私！凄い！』


「そこ迄ポジティヴに考えられるのは或る意味凄いね」



悪天候に見舞われています


最初はポツポツと少ししか降ってなかったので急げば問題無いと思ってたのですが､､､

真逆ものの数分でここ迄大雨になるとは､､､



『っそんなことより！


太宰さんが､､､ずぶ濡れになってしまう！』


「この間入水でずぶ濡れになってたでしょ」←


『どどどどうすれば､､､！』



ここは丁度BARと太宰さんの家迄の道の真ん中でBARに戻るにしろ太宰さんの家へ行くにしろ時間がかかる


しかも周りに雨宿り出来そうな場所が無い､､､！



『､､､はっ！太宰さんに降りかかる雨を全て撃ち伏せればいいのか！』


「撃ち伏せるって何､､､切り伏せるは聞いたことあるけど､､､


ちょ！本当に街中で銃出さないでくれ給え！莫迦なのかい！？」


『太宰さん､､､大丈夫ですよ！バレなきゃ犯罪じゃないです！』←


「嗚呼そうだ此奴莫迦だった､､､」←



チャキ､と銃を構える


よし､お前ら(雨粒)､､､太宰さんに降りかかったことを後悔するんだな､､､←



ｶﾞｼｯｯ


「はい行くよ脳筋莫迦」


『ど､何処にでしょうか？(腕掴まれてる､､､！)


はっ！真逆雨の日デートへ「そんなわけないだろう」即答､､､！』



「雨宿り出来る所だよ､疾く行くよ」



そう言うと太宰さんはスタスタと歩き始めた


太宰さん､めっちゃかっこいいですね！

でも腕を掴む力が女子に対するそれじゃないんですけど！←

何故でしょうか太宰さん！好きです！←


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿

＿＿



太宰さんに着いて行ったら雨宿りできるところに着きました！


「彼処での地形的に此方の方に雨宿りできる場所があると思ってね

脳筋のAだけだったら彼処でずぶ濡れに､､､



､､､そして先刻から私にかかった雨粒を高速で払うのを止め給え､うざったい」



ﾊﾟﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟｯ



『否､これは私の愛ですよ！』


「だとしたら余計にうざったいね

有り難迷惑とはこの事だ､､､

､､､嗚呼相手がAの場合､私にとっては有難くもないのだけれど」


『私は太宰さんにさり気なく触れられて有難いですよ！』←


「聞いてないし､キモイ」←

うざったいほど＿＿＿→←【やまない雨はないけれど】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す