何色に染まる？2【すとぷり】

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ジェル｢てか、勝負のこと覚えとる？｣



『はい。恋したら負けってやつですよね？』



ジェル｢俺さ、Aのこと、好きになったみたいやねん。｣



『そーですか。じゃ、ジェルさんの負けですね。』



どーせ、女を落とす、嘘にしかすぎないでしょ。

私は知ってる。

好きになったみたいって、好きじゃないじゃん。

所詮はこんなもんでしょ、男って。

なんだやっぱりジェルさんもそーなんだ。








･







さぁ、ジェルさんは私の過去を知っても、幻滅しないだろうか。

大抵の男は、私の過去を知って勝手に幻滅して、私の前から消えるんだ。

きっと、ジェルさんもそーに違いない。



ジェル｢まぁ、そーやねんけど、、｣
(なんで、動じひんの？)



『用件はそれだけですか？』



ジェル｢え？別に、それを言いに来たわけじゃないし、何をしようと言うわけでもないんよな〜。｣



『じゃ、何故ここに？』



ジェル｢ん〜？俺にもよう分からんwww｣



『何ですかそれww』



ジェル｢あ、笑った。やっぱり、笑った顔の方が可愛ええで。｣



『///なんですか、急に。』



ジェル｢俺だけに向けてくれた笑顔やんな？｣



『知りません。』



ジェル｢ツンデレー？？｣



『違います！！』



ジェル｢そんな、必死にならんでもええやん。｣



『ジェルさんがからかうからじゃないですか、、』



ジェル｢なぁ、A。｣



『ん？なんですか？』



ジェル｢好きやで。｣



『ありがとうございます？』



ジェル｢ハグ、してええ？？｣



『……？？』



ジェル｢断られてもハグするけどな。｣


『聞いた意味ないじゃないですかww

断りませんけどね。』




ぎゅー！！





ジェル｢……身長差、すごいな、今考えると。｣



『遠回しに私が身長低いって言ってますよね？』





一瞬でもジェルさんにときめいた自分をぶん殴りたい。

ディスりしかしないわ。うん。

まぁ事実だから何も言えないんだけどね！！！

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