何色に染まる？2【すとぷり】

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るぅと｢A？｣



いつの間にかいたるぅとくん。



いつから居たのだろう。





『ん？』



るぅと｢大丈夫、ですか、、？｣



『あはは。』



そーいって誤魔化すことしか出来ない。



るぅと｢泣いてるんですか、？｣



『……』



るぅと｢何か、ありました？｣



『何もないよ。』



弟｢………光琉兄に何かあったの？｣



『ん？弟は、何も心配しなくていいからね。大丈夫だから。ね、、、』



ポタポタ。



涙が溢れて止まらない。

大好きな人が明日にはもう、いない。

せっかく会えたのに、もう引き離されるんだ。

あぁ、もう、人を好きになるとろくな事ないな。

恋をするのはもう今後一切やめにしよう。



ころん｢A、、？｣



いつの間にか皆さんが集まって、私のことを見ていた。



『あはは、皆さん揃ってどーしました？』



ジェル｢女の子が泣いてるんや。どーもないことないやろ。｣



ななもり｢何があったの？｣



『何もありませんよ。ちょっと、昔の事思い出しちゃっただけです。』



弟｢……ねぇ、俺には言ってくれる？｣



『ううん。言えない。変に心配するでしょ？でもね、1つ聞いていい？』



弟｢なに？｣



『弟は…ｸﾞｽﾝ……どこにも………ｸﾞｽﾝ……行かないよね……？お姉ちゃんの………側から……離れないでね…？』



あぁ、弟の前だけは、強いお姉ちゃんでいたかった。


こんな事で泣くなんて、情けないな。


もっともっと、これ以上に強くならなきゃ。



弟｢当たり前だよ。どこにも行かない。側から離れない。だから、Aもどこにも行かないで、俺のそばから離れないでね。｣



『もちろんだよ。』






ここでまた姉弟の約束ができました。









･









絶対に守らなきゃならない約束が。

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