けじめ ページ16
Aside
高専…
?「誰だよ。お前…」
『やあやあ。君達は二年の子達かな?』
?「こんぶ」
?「誰だよ。関係者じゃないよな」
『確か、君達の名前は…あっ。禪院真希、狗巻棘、パンダ。あと。もうひとりは乙骨憂太だっけ?』
真希「!?なんで知ってんだよ」
『だって。君達、突然変異呪該、呪言師の末裔、禪院家の落ちこぼれ。でしょ☆』ニコッ
真希「テメェ…」
?「A」
パ「悟」
五条「なんで此処に来たんだ」
『別によくない?俺は、兄貴に用があるんだから。猿とは話したくないんだけど』
真希「オマエ…」
五条「…それで、なんの用」
『けじめだよ。俺とお前の』
五条「けじめ」
『そう。人間は俺に勝てるのかな?』
パ「どういう事だよ。悟」
棘「しゃけ」
五条「…五条A。君達の一個上。そして…僕の実の弟だよ。一度…死んでるけどね」
真希「一回死んでる?どういう事だよ。」
『俺は、傑兄さんが起こした百鬼夜行の時に一度殺してもらった。それして受肉したんだよ。自分自身の肉体にね』ニコ
五条「もしかして…。Aが呪詛師になったのって…」
『御名答。俺は傑兄さんに勧誘されたんだよ。もちろんなったのは自分の意志でね』
五条「…あの時、僕がちゃんと一緒に居てあげていれば、真希達の良い先輩になっていたのにね」
『そうだね。だけど、もう止まれない。俺だって…落ちこぼれだからね』
五条「えっ…?」
『俺、無下限術式を使えていたらこんな事にならなかったのかな。使用人にいじめられてさ。もう、嫌なんだよ。…だから、殺してやってるんだよ。呪術が使えない猿共を』
五条「なんで。僕に言ってくれればよかったのに」
『なんで?別に話すことなんて一つもなかったじゃん』
五条「…」
『あははは!!その顔!いいね!失望した?こんな弟で!!受肉体で!!』
ブゥーブゥー
『ん?』
__真人__
『はい。もしもし〜』
真《早く来なよ〜ずっと待ってるんですけど》
『あっ。忘れてた。メンゴ☆』
真《早くしないと、お使い任せられなくなるよ》
『わかった。すぐに行くわ』
ピッ
『という訳なので今日のところは帰らせていただくね。じゃあねー。バイバイ』
トン
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佐々木紅葉 - 面白いです。更新頑張ってください!! (2021年4月26日 12時) (レス) id: 34a15b005c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:禰華 | 作成日時:2021年2月27日 22時