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土方視点

沖田「なんですって?斬る!?」

土方「あぁ。斬る」

俺は電柱から剥ぎ取った手配書もどきを丸くまとめ

総悟の持っていたバケツに放り込んだ

沖田「件の白髪の侍ですかィ?」

土方「真選組の面子ってのもあるが、あれ以来隊士どもが近藤さんの敵とるって殺気立ってる。でけー事になる前に俺が始末する」

沖田「土方さんは、二言目には「斬る」で困りまさァ。古来、暗殺で大事を成した人はいませんぜ」

土方「暗殺じゃねぇ、堂々と行って斬ってくる」

A「僕が斬ったら駄目なの?」

なんてAが首を傾げながら言った

だが…

土方「お前はやめとけ。面倒ごとが増える」

A「それを止めてるのが僕の仕事なんだけど」

と、軽く正論をぶつけられる

沖田「にしても。そこまでせんでも、適当に白髪頭の侍見繕って連れて帰りゃ隊士達も納得しますぜ。これなんてどーです。ホラ、ちゃんと木刀持ちな」

どこからその爺さん連れてきやがったんだ

流石にふざけすぎだと思いジーさんにとあることを言おうとしたが…

A「オイ、ジジイ。その木刀でそいつの頭殴ってくれ」

言おうとしてた事言われたんですけど

沖田「パッと見さえないですが、眼鏡とったらホラ。武蔵じゃん」

土方「何その無駄なカッコよさ!!」

沖田「マジで殺る気ですかィ?白髪って情報しかこっちにはないってのに」

土方「近藤さん負かすからには、ただ者じゃねぇ。見ればすぐに分かるさ」

「おーい。兄ちゃん危ないよ」

なんて声が聞こえたと同時に上から木が落下してきた

土方「うぉわァァァァ!!!」

A「笑笑笑笑笑」

土方「あっ…危ねーだろーがァァ!!」

「だから、危ねーっつったろ」

土方「もっとテンション上げて言えや!!わかるか!!」

メットを深く被った奴に俺は軽く怒鳴る

A「そのまま潰れて死ねばよかったのに」

Aが俺の真横で物騒なことを言ってきやがった

土方「テメェ!!」

「うるせーな。他人からテンションのダメ出しまでされる覚えはねーよ」

そいつはメットを頭から外した

そして初めて顔が確認できたが、その人物は…

土方「ああああああ!!!てめーは…池田屋の時の…」

銀時「?」

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廣岡唯 - 更新頑張れ (12月22日 17時) (レス) @page40 id: 4e412208c6 (このIDを非表示/違反報告)
YUKIKA(プロフ) - 続き待ってます (2023年1月15日 3時) (レス) @page40 id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:箔月 | 作成日時:2021年9月1日 19時

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