真選組の最強剣士の女【銀魂】 (ページ18)

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銀時視点

妙「ハーイ。お弁当ですよー」

銀時「ワリーな。姉弟水入らずのとこ邪魔しちまって」

妙「いいのよ～。二人で花見なんてしても寂しいもの。ねぇ、新ちゃん？

お父上が健在の頃は、よく三人桜の下でハジけたものだわ～。さっ、お食べになって！」

銀時「じゃ、遠慮なく…」

ｶﾊﾟ

神楽「！」

銀時「なんですか、コレは？アート？」

妙「私、卵焼きしかつくれないの～」

銀時「"卵焼き"じゃねーだろコレは、"焼けた卵"だよ」

妙「卵が焼けていれば、それがどんな状態だろーと卵焼きよ」

神楽「違うよ。コレは、卵焼きじゃなくて、かわいそうな卵だよ」

妙「いいから、男は黙って食えや！！」

ｶﾞﾊﾟﾝ

やばい、吐き気が…

神楽「コレを食べないと、私は死ぬんだ…。コレを食べないと、私は死ぬんだ…」ﾝｸﾞﾝｸﾞ

新八「暗示かけてまで、食わんでいいわ！！止めときなって！僕のように眼が悪くなるよ！」

近藤「ガハハハ。全く、しょーがない奴等だな。どれ、俺が食べてやるから、このタッパーに入れておきなさい」

四人－近藤「………」

妙「何、レギュラーみたいな顔して座ってんだゴリラァァ！！どっから、わいて出た！！」

近藤「たぱァ！！」

銀時「オイオイ。まだ、ストーカー被害にあってたのか。町奉行に相談した方がいいって」

新八「いや、あの人が警察らしーんスよ」

銀時「世も末だな」

「悪かったな」

ｻﾞﾝ

銀時「オウオウ。ムサい連中がぞろぞろと。何の用ですか？きのこ狩りですか？」

土方「そこをどけ。そこは毎年、真選組が花見をする際に使う特別席だ」