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貴方視点
近藤「えー。みんなも知っての通り、最近江戸に鬼兵隊が潜伏しているという噂がある。
そこで、我々真選組の見廻り回数を増やすことにした。より警戒心を高めて見廻りに専念することに」
一同「おぉぉぉぉお!!!」
鬼兵隊ですか…
土方様からのデータによれば、過激派攘夷浪士達ですか…
「近藤様」
近藤「ん?どうした?」
「いえ、なんでもございません。では、食材の買い出しに行ってまいります」ペコッ
_____
「……」
テクテク
何も考えずにただ歩き続けた
「此処は何処でしょうか」
路地裏に入ってしまったようですね
「抜け道は…」
マップがデータの何処かにあったはず…
「よォ…」
「!」
そこには、左目に包帯を巻いていた二十代後半位の男性…
「…どなたでしょうか」
「…本当に忘れてやがんのか」ボソッ
何か言ったようですが、上手く聞き取れなかった…
「どなただと伺っているのですが…」
「クククッ…知ってんだろ。高杉晋助だ」
「!」
土方様の言っていた人物…
「それで、私になんの御用でしょうか」
高杉「なぁに、ちょっと来てもらうだけだ」
「私は、カラクリですよ。どうやって連れて行くのでしょうか」
高杉「!」
一瞬、目を見開いた姿が見えた
高杉「クククッ…そうかよ。けどな、そんなの関係ねェ。想定済みだ」
「!」
煙?
ガクンッ
ドタッ
「!?」
体が動かない…
≪システムエラー、システムエラー≫
≪再起動イタシマス。…シャットダウン≫
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作者名:箔月 x他1人 | 作成日時:2021年8月5日 22時