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土方視点
土方「はぁ!?カラクリだと。なに言ってんだ。近藤さん」
近藤「あぁ。不要だからと言うことで真選組の手伝いをして貰おうと思ってな。仕事も大体はできるらしい」
土方「なんでカラクリなんだ…?」
近藤「まあ、会ってみろ。結構可愛いぞ」
土方「そうですか」
なんでカラクリ?
近藤「おーい。Aちゃん」
「なんでしょうか、近藤様」
土方「!」
近藤「コイツが副長の土方十四郎だ」
「はじめまして、土方様。私はカラクリのAと申します」
土方「あ、あぁ…。副長の土方十四郎だ。よろしくな」
A「はい、よろしくお願いします」ペコッ
「おーい、A」
A「どうしたのでしょうか、沖田様」
沖田「ちょっと、これやってくだせェ」
A「わかりました」
土方「ちょっと待て!!!なに仕事やらせようとしてんだ!!!」
沖田「げ、土方」
近藤「Aちゃん、後でお茶を持ってきて貰えるか?」
A「わかりました。後でお持ちします」
テクテク
土方「近藤さん」
近藤「?良い子だろ」
土方「……あ、あぁ」
近藤「あの子はまた誰かの役に立つのが自分のあるべき理由だって言っていたが、カラクリにだって感情くらいあると俺は思うぞ。
だから、トシ」
土方「なんですか」
近藤「あの子の面倒はお前が見てくれ」
土方「は?」
近藤「俺はなにかと忙しいからな」
土方「なんでだよ!!」
近藤「頼む!」
土方「……わかりました」
なんで、俺なんだ……
土方「はぁ…面倒事が増えやがった…」
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作者名:箔月 x他1人 | 作成日時:2021年8月5日 22時