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貴方視点
「はぁ…。相変わらずで」
ガンッ!!
神威「そうかな?」
「そうだよ」
神威「でも、今回は別に喧嘩したいわけじゃないんだけどネ」
「嘘つけ…」
神威「だって、Aちゃんって学校サボってるんでしょ」
「そうだけど…」
神威「早く戻ったら?」
「はぁ…。そうさしてもらうわ」
テクテク
ガシッ
路地を出ようと進んでいるとき…
神威が腕を掴んだ
「どうしたんだ」
ギュゥ
これは、世間で言うバックハグってやつか
「?おーい。神威?」
神威「これ、俺の連絡先」
「おー。サンキュー」
パッ
「じゃあな」
_____
その後…
スマホを確認したら……
……兄者から、153件も連絡がきてました
「説教食らう奴だな」
「おや?Aさんじゃないですか」
サァァァァァァァァ
「しょ、松陽せんせ…い…」ガタガタ
松陽「何してるんですか?こんなところで」
「あ、いや、その…ですね…」
ゴンッ!!
ドガッ!!
「……」
松陽「何か、言うことはありますか?」
「……スミマセンデシタ」
松陽「早く学校に戻ってくださいね。じゃないと、練習量、倍にしますからね」
「それだけは勘弁してください!!」
松陽「でしたら、戻ってくださいね」
「はい!失礼しました!!」
ビュン!!
_____
ガラガラ
「た、ただいま……」
桂「どうしたのだ、そのコブ」
「お前らならわかってるだろうが」
高杉「先生にでも会ったのか…」
「ご名答…。痛いー。小太郎ー」
桂「はいはい。可哀想だな」
ナデナデ
「テメェ…。A」
「あ、兄者………」
タッタッタッ
土方「待ちやがれ!!!!」
「イヤだー!!!!マジでごめん!ごめんって!!!!」
土方「今回こそは許さねぇー!!!!!」
「ギャァァァァァァァァァアーー!!!!!!!」
ゴンッ!!!!!
その後…
……5時間の説教を食らいました…
放課後でよかった……
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作者名:箔月 | 作成日時:2021年7月18日 18時