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近藤「お。A、ちょっと良いか」
「はい。なんですか」
近藤「実はな、任務を頼みたいのだがいいか?」
「いいぜ」
近藤「そうこなくっちゃな」
「それで、内容を聞いても?」
近藤「おう。実はな、倉庫の中で死体が多数発見されている。その調査を頼みたい」
「わかりました。一番隊副隊長の名に懸けて江戸の平和は、命を懸けてでも護ります」
近藤「頼むぞ」
「はい。では、失礼します」ペコッ
_____
沖田「出陣でィ?」
「あぁ。行ってくる」
_____
貴方視点
「…酷いな」
血痕からして時間はそれほど経っていねぇな
「チッ」
あ。煙草切れた
「はぁ…」
「すごいネ」
「!誰だ」
番傘、白い肌…
「夜兎か…」
「正解だヨ。俺の名前は神威。君は?」
「…土方A。真選組、一番隊副隊長」
神威「一番隊副隊長…」
「これ、お前がやったのか」
神威「そうだヨ。計画の邪魔になるからネ」
「そうか…。だったら、死ね」
神威「勝てると思ってるの」
「殺ってみねぇとわかんねぇだろ!!」
キンッ!!
ドガッ
「っ…」
目で追えてる…なんでだ?
神威「すごいネ。普通の人ならこれでダウンしてるのにネ」
ガンッ!
「チッ」
コイツと殺りあって勝てたとしても最悪、失血死するな
バキンッ
「!」
刀が…
神威「あれ?刀が折れっちゃったネ」
「…ククク」
神威「何がおかしいノ?もうすぐ死ぬんだヨ。怖くないの?」
「あ?刀が折れたからってなんだ?そんなもんなくても、拳があるだろ」
神威「へぇ。面白いネ。侍は!!」
ブンッ!!
「…遅」
クイ
神威「!」
「…」
ドガッ
神威「…っ」
ガンッ!
「…っ」
マジで、ヤバい…。神威とか言うやつの攻撃を見切れるが出血量が…
フラ
神威「…」ニヒ
アイツは、俺がふらついたとたんに目付きが変わった
まずい!!
カキャ
銃!?
ドンッ
「…ガハ」
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作者名:箔月 | 作成日時:2021年6月1日 19時