【歌い手】革命的ユニット【あんスタ】

異端児とは…… ページ3

「髪の毛縛ってやるから、こっちおいで」



ちょいちょいと手招きをするそらるのところへ
まふを押し退けて行く。



「ちょっ、そらるさん！僕のA取らないでください！」



「しゃらっぷ」



「はい」




恐るべし。そらるのしゃらっぷ。
まふがしゅんと捨てられた子犬みたいに
うなだれている。



「いつも通り、三編みでいい？」



「おーけー」



「お前の髪の毛、もさぁってして縛りにくい」



「あはは。確かに。それ言えてる！」



「うるっさい。しょうがないしょ！君達みたいにストレートじゃないんだから！」




隣で笑い転げてるまふを睨むと
ごめんごめん。と言って手を合わせた。
ていうか、まふって髪の毛染めてるけど学校的には大丈夫なのかな？
まぁ、そらるも藍色だし、なんてたって私は真っ白だし。
気にしたら負けってやつか。



「ほい。できたよ。もうめんどいから一つにまとめた」



「あんがと」



「よし。じゃあ、ご飯食べるか」






そうそらるが言った途端に
目を輝かせるまふ。




そうこれが我が家の朝なのだ。

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