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「あるじさま。ぼくは、いまのつるぎ。あるじさまの"はつたんとう"で"まもりがたな"です。」
まもり、がたな...。
『ご、めんなさい...。』
私は、守られる価値のない人間だ。
それでも、私を離さない今剣さん。
申し訳ない気持ちで、
涙が出てくる。
「主よ。そんな思いつめないでくれ。俺たちは、主にそんな顔をして欲しい訳では無い。また、戻ってきてくれて嬉しいぞ。」
青色の着物に三日月の瞳が印象的な彼。
『あ、っ、えっ、と..』
「よいよい。俺の名は三日月宗近。これからも、よろしく頼むぞ。」
私とは大違いだ。
綺麗で、誰もから目を奪う。
そんな印象だ。
私は小さく頷いた。
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作者名:雪姫 | 作成日時:2022年5月23日 22時