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「主殿、長谷部殿、昼餉の時間です。」
「一期が来たようです。」
『わかった。ありがとう。』
私は、結界を解き、二人の後ろについて行った。
正直、山姥切さんと合うのが気まずい。
挨拶もせずに、部屋へ戻ってしまった。
長谷部さんには、別に構わないとは言われたが、
上司に当たるような方だ。
お昼の時間、いらっしゃるなら挨拶をしよう。
広間へ着くと
見知った顔だけがあった。
山姥切さんの顔はなかった。
大倶利伽羅さんに、
尋ねてみると、
あのあとすぐに帰ったそうだ。
挨拶もできない、
駄目な審神者認定にされたかもしれない。
いや実際、仕事も何も出来ないけど...。
それでも、ちょっと心苦しい。
なんて、思いながら、
燭台切さんの作ったご飯を食べた。
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作者名：雪姫 | 作成日時：2022年5月23日 22時
