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その夜




ラボで宴会を開いていたが、久部がいない



『久部はどこいった?』



三「いないねぇ。どこ行ったんだろ?」



そこに久部が帰ってくる



三「あ!おかえり!」



東「おかえり」


所「おかえりなさい、ちょうど良かった。
やしきさんから貰ったお団子もあるんですよ!」



Aが立ち上がり久部の肩を叩く



『おかえり。大丈夫、お前の居場所はここだ』




中「久部!
先週の解剖の写真まとめとけって言っただろう!
いつになったら...」


久「はははは」


いつもとは様子の違う久部に中堂も戸惑い動きが止まっている。



東「壊れた...?」


神「みんなこき使い過ぎなんじゃないの?」


三「中堂さんが泣かせた!」



『疲労だな』


久「いや、そんなんじゃないっす…

ただいま!!」


真っ直ぐな笑顔と“ただいま”という言葉

その姿に思わず笑顔がこぼれる


久「さ、食べましょ!」



三「ですね。お団子食べましょ!ほらAも!」




東海林を始めとして皆飲み始めた。






所長は帰り、酔いが回り始めた頃に東海林が呟く




東「そういえばA〜?」


『なんだ?』



Aはビールでは酔わないのか顔色一つ変えていない



 
東「孤高の医師ってなに?」


Aの手が止まる



久「なんで孤高の医師なんですかね?」



東「孤高って、とても優れているとか凄い意味だったっけ?」



『俺はその名は嫌いだ。少し酔いを醒ましてくる』



Aがラボを出て行って東海林と久部がパソコンで調べ始める



三「孤高の医師を調べるの?」



東「うん。気になるじゃん」




三「まあね」



久「ありました。10年前の記事ですね」

 

《【孤高の医師─AA─】




アメリカで13歳で大学卒業した天才の少年がいる。


どんな相手にでも淡々と話し、表情一つ変えない。
 


オペも1人で行う。自分でやった方が早いし妨害されないから、らしい



この少年ほど孤高の医師という言葉が似合う医師は存在しないだろう》

その記事の最後には髪をボサボサにしてジーパンにパーカーのAが映っている


東「誰これ?」


三「わかんない。中堂さんしってました?」



中「クソが。知るわけねぇだろ」



久「でもこの時のAにも興味ありますけどね」


三「確かに。でも会いたくないかも」



この時は誰も思っても見なかった。



数日後本当に目にすることになるとは




〜遙かなる我が家〜 end

敵の姿→←ー



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SEI(プロフ) - 梨さん» 終わっちゃいましたね…。頑張っていきますので、よろしくお願いします (2018年3月16日 23時) (レス) id: 09ecd64171 (このIDを非表示/違反報告)
- SEIさん» アンナチュラル終わっちゃいましたね……。これからはここの更新を楽しみにします。 (2018年3月16日 23時) (レス) id: 366a3518b4 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの女です - 続編おめでとうございます!これからも更新頑張ってください( *´°`)また勝手にお邪魔します笑 (2018年3月13日 21時) (レス) id: 75dde93375 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - 梨さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2018年3月9日 15時) (レス) id: 09ecd64171 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます。 (2018年3月9日 15時) (レス) id: 366a3518b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SEI | 作成日時:2018年3月8日 22時

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