不 良 学 校 . 【HQ】Part3

転校して95日目 ページ15

Aside





岩「……んじゃ、そろそろ寮に戻るとすっか」



『え？』



岩「んだよ、その顔。意外だって言いてえのか？」



『い、いや、そういうんじゃないけど…』






突然一の口から"寮に戻ろう"なんて言葉が出てきてびっくりしてしまった私なのだが、これも当然の反応だと思う。

一は少しむっとした表情になったが ここ、赤碕高校の生徒が寮に戻ってくるのは深夜帯が多い。

本来ならば20時までに戻ってこなくちゃいけないのだけれど。この時間を守ってる人なんて私を含めごく僅かであろう。



…私の周りはみんなこんな調子だったため、私は一の発言に驚いてしまったのだ




『…』


私は青葉城西グループの部屋の時計に目を向けると時計は《18：48》と表示されていた。



及「Aちゃんが心配だから俺が届けてあげるね！！！！！」



と、及川さんに言われるが、私が言い返すまでもなく及川さんは一に蹴られていた。


『(……これが日常茶飯事なんだなあ)』




周りの反応を見るに、この光景は日常茶飯事であることが伺えた。



岩「っるせぇ！お前一人じゃなくてみんなで届けりゃいいだろ！」



花「そうそう、Aちゃんが可愛いからって抜け駆け禁止〜！」


松「花さん、そのセリフさっきも聞いた気がするけど」



国「…めんどくさ」



金「まあまあ…」






.









『(…とても賑やかなグループだな)』









烏と猫が賑やかでないみたいな発言だが、決してそんなことはない。
しかしこんな和気藹々とやっているのはここが初めてなのではないだろうか？









________少し気になるかも、。









・* ✩ * ・* ✩ * ・*



ヒャ〜〜〜無事高校を卒業することができましたああ、、

泣きはしませんでしたが、やはり少し寂しい気持ちはありますね(笑)


他の小学校、中学校、高校、大学と卒業された皆様もおめでとうございます！！
今はいろんなウイルス問題で大変かと思いますが皆さんご自愛ください。

大学生になってもこの作品を書き続ける予定なのでよろしくお願いします！(笑)

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