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不完全燃焼な気持ちを抱えて、結局私は近くのスーパーで食品やらなんやらを大量に購入した。
ついでに言うと、
スーパーの一角にある100均コーナーで灰皿になりそうなお皿も仕方なく購入した。
うちのアパートのあの小さな踊り場で熱中症で倒れられても困る。
ただでさえほとんど外に出ず、薄気味悪がられているご近所さんに、
さらに不審な目で見られるのはさすがに想像しただけで悲しい。
レジ袋を両手に提げて、来た道を引き返す。それだけで汗が噴き出た。
やっとの思いでアパートに引き返すと、LINEが2件来ていた。
私は櫻井さんが一口も飲まなかったウーロン茶を飲みながらそれを開いた。
すっかり氷は溶けて薄くなったウーロン茶はお世辞にも美味しいとは言えなかった。
一件は櫻井さんから。地図の写真が一枚送られて来ていた。
それにはオシャレな街だという認識のある土地名と何やらお店の名前。
ここに行けということか。
にしても、雑だなぁ。一言くらい添えてくれてもいいのに。
私は一応、犬が「了解！」と言っているスタンプを送信した。
直ぐに既読はついたけれど返事は来なかった。
どれだけ待ってもどうせ返事は来ないだろうと、私は諦めてもう一件の方を開いた。
高校時代からの親友みーちゃんからだった。
『明日の恒例の女子会、薫の家でタコパにすることになりました(o^^o)』
『Aも何か材料持って来てね〜』
私はこのLINEがあと30分早く来ていれば。と後悔した。
もう生憎買い物に行く気にはならない。
はぁ、とため息が漏れた。
煙草なんか吸ったことないくせに無性に吸いたい気分になった。
きっと櫻井さんのせいだ。
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葉月(プロフ) - みぃこさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけるよう精一杯更新頑張らせていただきます(^O^) (2018年1月14日 22時) (
レス) id: a6ebf90660 (このIDを非表示/違反報告)
みぃこ(プロフ) - こんにちは☆これからの更新楽しみにしてます(*^^*) (2018年1月13日 16時) (レス) id: 22f30ee0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2018年1月10日 12時
