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まふまふside
さかたんがつれてきたあのこ……。どこかで聞いたことあるような声してるんだよね……。どこだっけ……。記憶力には自信あるんだけどなぁ。
「ニャー……ニャ」
ずぶ濡れのこれこがすり寄ってきた。可愛い。
じゃなくて、手当てしてあげなきゃ。所々怪我してる。どうしてんだろう。お母さんとかはいないのかな?お風呂場は、あのこが使っているから、流しからおゆをだして、体を洗ってあげる。最初は、小さく震えてた子猫も安心したように、おとなしくなっていた。
まふまふ「さかたーん。戸棚から、包帯とかとってくれないー?」
暇そうにスマホをいじっていたさかたんにたのむ。そういえば……
まふまふ「このこ、なんでこんなに怪我してんの?」
少し言いにくそうだった。
坂田「あー。不良五人くらいにいじめられててん。そこで、さっきのこが助けとったんよ。すごかったんやからなぁー。五秒くらいで全員倒しとったわ。」
え。いじめるなんて信じられない。でも、五人に歯向かったあのこはすごいと思う。勇気もすごく必要だっただろう。それに、不良五人を五秒って……。凄いな……。
そうこうしているうちに、子猫の手当てが終った。よし、あとは寝かせておいてあげよう。
ピーンポーン ガチャ
チャイムがなったと思ったら、ドアが開いた。誰かは大体予想がつく。
?「いえええぇぇぇい。おじゃましまーーーす。今日もはりきっていこおおぉぉぉ!」
?「おじゃましまーーーす。あれ、まふくんその可愛い子猫どうしたの?」
無駄にテンション高いのが、歌い手のうらたぬきことうらたさん。そして、猫好きなため、真っ先に子猫に反応したのが歌い手の天月ことあまつきくん。二人とも友達だ。今日は、さかたんと、うらたさんとあまつきくんとで、動画をとろうと思っていたけど……。
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作者名:怜歌 | 作成日時:2019年1月7日 19時