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96猫(ナツメ)side
そらるんに夢夜の家を教えて貰って急いでその場所に行く。
なんで？！やっぱり夢夜は愛なの？ワシと会ったから消えるの？！ねえ、夢夜は、何者なの？
「そらるん！？何？！」
相変わらずうるさいかもだけどそれがワシだから。
まだ、人はそんなに来てなくて、そらるんとまふ以外はあまちゅと歌詞が来ていただけだった。そらるんがパソコンを触っていて、何をしているんだろうと思っていると、
「なんで･･････。」
と呟いた。それからワシらを呼んで結構大きい音量で『チルドレンレコード』を流した。
ワシは夢夜に会う前からのファンでもあったからすぐ分かった。アヤノの幸福理論と同じような、でもどこか違う感じがした。何故かこの中の人の誰かを自分に重ねている。 その他にも重ねている人が沢山いるんだろう。そんな感じだ。
しばらくすると背の高い男性が入ってきた。あと中世的な容姿で水色の髪の人、背が低いから女の人？が入っていた。
「真冬、ねえ、ミアンは！？」
「ちょっとカルマ落ち着いて！焦っているのは分かるけど！！」
カルマと呼ばれた男性はまふに掴みかかろうとしてた。
「ちょ、カルマ･･････！」
まふは小さく掠れたような声しか出てない。どうしようか困ってると水色の髪の人が手を叩いた。
「猫騙し。カルマ少しは落ち着いて。」
殺気出てたよね！？怖！？
「もう少し待っていてください。E組はほぼ旧校舎にいるのでそっちに行きましょう。データは律、お願い。」
[分かりました！！]
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作者名：真っ白パレット | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hanahana0000/
作成日時：2017年7月8日 4時
