【ツイステ】擬態することで認識されたくない系男子やってます

鉄は熱いうちに打て ページ31

閉店後のモストロ・ラウンジはなんか落ち着く。

俺たち4人以外は税員に寮に戻っているため、俺はユニーク魔法を解く。

『最近ほんとにブロッド貯まりやすいんだけど。』

最近は何時もよりブロッドの溜まる速度が早い。

このくらいならマジカルペンに黒い斑点なんてつかない筈なんだけど…

ｼﾞｪｲﾄﾞ「最近色々ありましたからね。

疲れているんでしょう。」

ジェイくんが俺に寄り添ってくる。

ﾌﾛｲﾄﾞ「ミミッカ授業中寝そうになったりしてるもんねー。」

ｱｽﾞｰﾙ「え、やばくないですか？」

フロくんは相変わらずだが、アズくんは心配してくれる。

この双子は俺の事興味なしに一緒に話してるわ。


『寝れば直るっしょ。

先部屋に戻るねー。』

ブロッドを減らすため、俺は先に帰る。





・





・



『はぁー、ベッド最高。

Ms.ベッド。俺と結婚しよう。』

ベッドが男かは知らん。

この際男でもいいからベッドと結婚したい。


『ていうか、そろそろやばいかな…

まさか最近こんなにブロッドが、溜まるなんて…』

俺はキラキラと光るマジカルペンの魔法石をまじまじと見つめる。

マジカルペンには幾つか点々々と黒いものが付着している。

『寝て治るわけないじゃん。』




…寝よ






俺は夢を見た。


昔の夢を…







『兄さん。』

？「どうしたの、ミミッカ？」

『ねぇ兄さん。







なんで兄さんは嫌われてるの？』

？「…」

『兄さんは俺の事嫌いなの？』

？「…」


『…なんで兄さんは…









”俺のこと見捨てたの？”』





違う




違うんだ





…か



…み、か…





…みみ……か




ﾌﾛｲﾄﾞ「ミミッカ！！」

『！？』

俺は突然目が覚める。

何故か隣には心配した顔をしたフロくん。


『フロくん…』

俺はフロくんの名前を呼ぶ。


ﾌﾛｲﾄﾞ「…良かったぁー。

ミミッカずっと魘されてたんだよ？

汗も涙も出て苦しそうだったし…」


フロくんに言われ自覚した。

俺は泣いていた。

『……フロくんはさ…


ジェイくんのことどう思ってるの？』


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
鉄は熱いうちに打て
精神が柔軟で若いうちに鍛えるべきであることの例え

『ここはこう！』

「は、はい！！」

『早く運んで！！』

「すみません！」

『あーでこーでﾍﾟﾗﾍﾟﾗ』

ﾌﾛｲﾄﾞ「ミミッカスパルタじゃん」

ｼﾞｪｲﾄﾞ「ふふ、1年が怯えてますよ」

『鉄は熱いうちに打てっていうじゃん』

ｱｽﾞｰﾙ「いや限度」

お知らせ めっちゃ大切なので読んで下さい！→←二度あることは三度ある

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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