第9話 ページ9
鍋に火をかけているのを一度止め2人の弟が居るであろう俺の部屋に向かう。
俺の部屋の前に着き一応、コンコンとドアをノックする。
返事がないのは分かっていたので入るよーと音を立てないように部屋に入る。
案の定、向かい合って寄り添いながら寝てる二郎と三郎の姿に思わずパシャリと写真を撮ってしまった。
これ、待ち受けにしよ
自分の気が済むまで写真を撮りまくるとさすがに起こさないと時間が迫ってくると思い2人を起こす。
「…んー、あと…ごふん」
「…あと…ごふん…まって……ください」
うーん、そうしてあげたい
あげたいんだけど
君たちの上のお兄さんが甘やかすなとオーラを放っている気がするから起こすね
あと、2人の反応も見たいから起こすね
しかも、これこないだ気がついたんだけど
なかなか起きない弟たちの耳元で吐息たっぷりのおはようボイスを囁くと直ぐに目が覚めると分かった。
そりゃあ、耳元で吐息たっぷり囁かれたら誰だって起きるだろう
俺がやられたらひぃ…とか言って飛び起きそうだわ
でも、可愛い弟ならオールオッケー
悲しいけど弟たちは俺のクソボイスなんて嫌だから目が覚めちまうんだよな
自分から言って悲しくなってきたわ
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たかし(プロフ) - 咲夜さん» ご指摘ありがとうございます。ご指摘の件について訂正致しました。ありがとうございます。 (2019年12月1日 7時) (レス) id: 77e33eaa81 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 16話の辺りの話で「観音寺さん」となっている所は「観音坂さん」では無いでしょうか? (2019年12月1日 2時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たかし | 作成日時:2019年11月20日 23時