第45話 ページ45
「そういえば幻太郎がお前に会いたいって言ってたぜ」
「えっ、幻太郎って夢野幻太郎?」
それ以外に誰がいるんだよと当たり前のようにシブヤにある俺の部屋にいる帝統。
そういえば、帝統は夢野幻太郎と同じチームだったな
「乱数も会いたいって言ってたしよー」
「アメムララムダか…」
「んだよ知り合いか?」
「いや、別に…でも、幻太郎先生の本は全部持ってる」
そりゃそうかお前の書斎すっげぇ本の数だしなってまた勝手に入ったのかこいつは…でも、いいよなぁ幻太郎先生と知り合いなんて羨ましすぎる
「会いたいなら会わせてやるぜ」
えっ、まじで?
その数分後俺の部屋には飴村乱数と夢野幻太郎が来ていた。あっ、ホンモノだ
サインって頂けますかって聞いたら全部の本にサインを書いて頂けた。
えっ、嬉しさの極みすぎる…家宝にしよう。
「私は帝統の事をばかだばかだと思っていましたがこの方がそのばかに貢ぐ」
なるほど意外と毒舌なのか夢野先生は
「やっほー山田ちゃん久しぶりだね〜」
「"初めまして"飴村さん、夢野さん。有名人にお会い出来るなんて光栄です」
「初めましてか〜そうだったね!!」
「人違いですよ、私の周りに有名人はおりませんのでそれに、苗字も違いますし」
「あっれ〜そうなの?一郎と似てたからてっきり兄なのかと思ってた」
お茶入れてきますねと席を立った俺は飴村乱数の視線から逃げるようにキッチンへと駆け込んだ。
ーー
「言われてみれば、一郎と似てるかも」
まてまて、帝統いい子だからその話を掘り返すな
「ふむ…確かに顔立ちも似てますね」
「だよねだよね!!でも、一郎からは兄がいるなんて聞いたことないんだよね」
「ふーん、でもいつもはブクロに住んでんだろ?」
なぜ知ってるのだ帝統よ。ほんとにいい子だからこれ以上はやめて!!いくらでもお金あげるから!
「じゃあ、一郎に会ったことあるかもね!一郎有名人だし」
帝統が言ってた同居人にも会えたしそろそろ僕達帰ろうっかなぁ〜とチラリとこちらをみて飴村乱数はニヤリと笑った。
「そうですね、小生らもお暇しましょうか」
「おっ、もう帰るのかー?気をつけて帰れよ!!」
いや、ここお前の家じゃねぇからなと心の中でツッコミを入れ2人を見送った。
ーー
メールの着信を告げる音楽がなる。
誰からだろう…無名?
From:ー
To:自分
件名:♡
本文:久々にお前の焦った顔が見れたよ♡今度はデートしようね♡♡
チッ本当に食えない奴だなこいつは
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たかし(プロフ) - 咲夜さん» ご指摘ありがとうございます。ご指摘の件について訂正致しました。ありがとうございます。 (2019年12月1日 7時) (レス) id: 77e33eaa81 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 16話の辺りの話で「観音寺さん」となっている所は「観音坂さん」では無いでしょうか? (2019年12月1日 2時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たかし | 作成日時:2019年11月20日 23時