第41話 ページ41
「ごめん独歩!!遅れてしまって」
「あ、いや、大丈夫…俺たちも今来たところだから」
家を出る前弟たちと一悶着あり約束の時間に遅れてしまった。
こうなるであろうと余裕もって家を出るつもりだったんだけど…
「ありがとう独歩。一二三さんですか？お待たせしてしまい申し訳ありません」
独歩の後ろから物凄い視線を感じていたがこの方が独歩の言っていた一二三さん…？
聞いていた話と違って大人しい人なのか…
「おいっ！一二三何を黙ってるんだ」
「……なんて……ない」
「なんだって？」
え、もしかして、すごく怒ってる？
確かに遅れてしまったことは申し訳ないし俺がもっと早くに家を出ていればお待たせすることはなかったかもしれない。しっかり謝らないと…
「ほんとに申し訳…」
「王子なんて聞いてない!!」
「え？」
一二三さんは独歩を押しのけて俺の両肩を強く掴んできた。
えっと、顔近くね？キラキラだな顔が
もしかしてこれが、イケメンオーラ？
話に聞くホストの顔か…
眩しすぎる
「一二三さんの方がかっこよくて綺麗だと思いますけど…」
「敬語じゃなくていいよ!それに一二三って呼んで」
顔の圧がすごい…
美人だからこその圧が…
「お、おい一二三近すぎるっ!!」
独歩が俺たちの間に入りなんとか眩しさに目が潰れるのを回避する。
あれ、一二三さんよく見たらこないだのイケメンホストお兄さんに似てる気がする…
「もしかして一二三さんどこかでお会いしたことあります？」
「俺っちのこと覚えててくれた？！」
「2人とも面識あったのか」
独歩はAと一二三の顔を交互に見るが一二三は視線だけを独歩に向けた。
「俺とAの出会い…独歩聞いてくれるよね？」
一二三のその目はずっと幼なじみをしていて1度も見た事がない拒否権を認めないそんな目をしてた。
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たかし(プロフ) - 咲夜さん» ご指摘ありがとうございます。ご指摘の件について訂正致しました。ありがとうございます。 (2019年12月1日 7時) (
レス) id: 77e33eaa81 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 16話の辺りの話で「観音寺さん」となっている所は「観音坂さん」では無いでしょうか？ (2019年12月1日 2時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たかし | 作成日時：2019年11月20日 23時
