第5話 ページ5
俺が風呂から上がったあとも俺にべったりとひっつきながら旅先での土産話を楽しそうに聞いてくれた二郎と三郎。
眠い目をこすりながら聞いてくれる様子に笑みが隠せない。
それをコーヒーを飲みながらこちらを見ている一郎の目はすごく冷めていてブリザードみたいで全然見れない。
…お兄ちゃんは怖いよその視線が
俺にもたれ掛かるように体重を預けた二郎と三郎の頭を優しく撫でると2人を寝るように寝室へと促す。
2人は素直に頷くとよたよたと歩き出した。
喧嘩することも無く歩く2人。
あー、これは2人1緒に寝るパターンだな
しかも、俺の部屋で
可愛すぎか、我が弟たち
自分たちの部屋とは反対の方向へゆっくりとした足取りで向かう2人の後ろ姿を見つめ自然と笑みがこぼれた。
ん、でも、これ、俺どこで寝ればいいんだろう
ーーー
二郎たちが床に就き一郎はお風呂に入っているため、特にやることも無く深夜のお笑い番組を眺めていた。
特にお笑いが好きという訳では無いがテレビをつけたらやっていただけ
お笑いは苦手だ
観ていたコンビのネタが終わり次の芸人が登場する。
聞き覚えのある声が聴こえた気がして目の焦点をその芸人に当てる。
俺はその芸人を見て息を呑んだ。
「…なんで俺はお前を見つけるんだ」
151人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たかし(プロフ) - 咲夜さん» ご指摘ありがとうございます。ご指摘の件について訂正致しました。ありがとうございます。 (2019年12月1日 7時) (レス) id: 77e33eaa81 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 16話の辺りの話で「観音寺さん」となっている所は「観音坂さん」では無いでしょうか? (2019年12月1日 2時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たかし | 作成日時:2019年11月20日 23時