第24話 ページ24
「やる前に聞けばよかった」
気を失ってる不良さんたちを見つめまたひとつ大きな溜息を俺は着いた。
そんな、俺の視界に先程不良さんたちが使おうとしていたマイクが目に入る。
「(あれ、これあの人に高く売ったら言い値で買ってくれそうじゃない?)」
ナイスアイデア〜と転がっているマイクを手に取ろうとした。
「stop stop 待ちなさい!!」
突然声が聞こえ、今度は誰だ…?と声がするほうを振り返る。
「待ちなさい、そこのあなた。そのマイクをどうするおつもりですか?」
「…失礼ですが、あなた?」
声をかけてきた人物に俺は少しだけ目を見開いた。
「(…めちゃんこ美人)」
「なんです、人の顔をジロジロ見て」
目の前の美人さんは綺麗な顔を歪め不審そうにAの方を見てきた。
「いえ、すいません…あまりにも美人でしたのでつい、見とれてしまって」
「ふざけないでいただけますか?」
「すいません…つい本音が…あ、いえ、でもこれは、正当防衛です」
「彼らが倒れた理由が正当防衛であるとしたら、マイクはどう説明するのでしょう」
「えっ、いやこれは…その…すいませんでした。マイク貰って高く売ろうとしていました。」
「私と一緒に来ていただけますか?」
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たかし(プロフ) - 咲夜さん» ご指摘ありがとうございます。ご指摘の件について訂正致しました。ありがとうございます。 (2019年12月1日 7時) (レス) id: 77e33eaa81 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 16話の辺りの話で「観音寺さん」となっている所は「観音坂さん」では無いでしょうか? (2019年12月1日 2時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たかし | 作成日時:2019年11月20日 23時