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第17話 ページ17

カフェを出てヨコハマの街を歩いていた時
Prrrと着信を告げる音が鳴る。

自分は携帯を持っていないので俺は独歩の顔を見た。

「独歩、電話なってるけど出なくていいの?」

「い、いや大丈夫。いいい、今の方が大事だし」

今の方が大事?なんの事だろう

「俺に気にせず出た方がいいんじゃない?急ぎかも」

独歩は一瞬悩んだ後、ごめん…と言って少し離れて電話に出た。

凄い、電話してる様子を遠くから見ても独歩がオロオロしてるのが分かる。

ーーー

しばらくすると、少し疲れたような様子で戻ってきた独歩に声を掛ける。

「もしかして、仕事先とかから?」

さっき話を聞いたけれど、独歩の会社の上司…ハゲって呼んでたけどめちゃくちゃ仕事押し付けてくるらしい。

「…いや、一緒に住んでる友人からです」

「えっ、もしかして何か大変なことでも?」

「どうやら、うちで先生も呼んでパーティーをするらしく何が食べたいのかリクエストを…」

「パーティー?!羨ましい、俺もパーティー好きなんだよな」

楽しいことは好きだし、パーティーでしか食べない料理とかもあって結構俺は好き

「じ、じゃあ、Aも一緒に…」

「そんなの悪いよ、せっかくのパーティーに知らない人が来ても楽しめないだろ」

「そんなことないっ!」

お、おう、勢いが強い。

気をつかってくれてるのは嬉しいが久しぶりのパーティーなら仲がいい人とやって欲しい

「なら、今度のパーティーに招待してくれないか?」

「も、もちろんいつでもっ!!」

そこまで歓迎してくれると嬉しいな
普段、仕事でしか独歩と話す機会がないからこうやってプライベートでも交流が出来るのは素直に嬉しい。

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たかし(プロフ) - 咲夜さん» ご指摘ありがとうございます。ご指摘の件について訂正致しました。ありがとうございます。 (2019年12月1日 7時) (レス) id: 77e33eaa81 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜(プロフ) - 16話の辺りの話で「観音寺さん」となっている所は「観音坂さん」では無いでしょうか? (2019年12月1日 2時) (レス) id: 7c299e15d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たかし | 作成日時:2019年11月20日 23時

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