1・変なの ページ2
Aside
貴「お口開けてね〜」
子「( *¯ 口¯*)あー」
貴「( ˙꒳˙ )ﾌﾑ。。」
親「ど、どうですか先生？」
貴「風邪気味ですね」
貴「1週間分のお薬を出しときますのでお子様に飲ませて
下さい」
子「お薬やだ……」
親「こら!そんなこと言わないの!、すみません先生💦」
貴「なんでお薬嫌なの？」
子「苦くて不味いもん……」
貴「じゃあお薬飲まなくてずっとゴホゴホ言ってても
大丈夫？」
子「……やだ」
貴「早く良くなってお友達と遊びたいよね？」
子「うん……」
貴「ほんの少しだけの間だけ、お薬飲めばお友達と
沢山遊べるけど、飲む？」
子「……飲む！」
貴「偉いねﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」
親「ありがとうございます先生！」
貴「いえいえ大丈夫ですよ。お大事に」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
貴「ふぅーっ」
？「おや、お疲れのようだね」
貴「……診察中は入ってくるなと言ったはずですが？」
貴「その歳にもなって分かりませんか？神宮寺先生」
寂「すまないね、どうしても子供相手に優しくなる君
の姿が見たくて、」
貴「何ですかそれ、変なの」
貴「とりあえず、私はなるべく貴方と居たくないので、
さっさと居なくなってくれると嬉しいのですが？」
寂「私は君のその迷惑がってる顔を見るのが好きだな」
貴「気持ち悪いこと言わないで下さい」
貴「私は休憩の時間なので、さようなら」
寂「もしかして煙草を吸いに行くのかい？」
貴「………何故それを？」
寂「フフッ君の知り合いから聞いてね」
貴「誰から聞きました？」
寂「それは言えないです」
貴「何故？」
寂「約束したんですよ」
寂「彼女の弱点を教える代わりに自分の事は言わないで、と」
貴「汚いやり方ですね、」
寂「その煙草、こちらに渡してください」
貴「…貴方に私の自由な行動を制限させられた覚えは
無いです」
寂「そうですか、なら強引に行くしか無いですね」
貴「は？」
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作者名：そま | 作成日時：2023年2月13日 20時
