ヨコハマのヤクザは純粋無垢な少女の護衛 3

#1月 2-1 ページ17

銃兎side
　
　
俺は、入間銃兎。
　
　

俺は、最近困ったことがある。
　
　
　
銃兎「お前ら……………働けや！！」
　
　
左馬刻「あ゛ぁ？」
　
　
左馬刻は俺を睨んでくる。理鶯なんか、完全に我関せずだ。
　
　
銃兎「そんな、だらだらとした格好しながら睨まれても恐くねぇんだよ」
　
　
そう、今こいつらは、だらだらとしている。
　
　
コタツに入りながら、ずっとAを抱き締めている状態だ。
　
　
左馬刻「つっても、出れねぇしなぁ。コタツがぬくくて」
　
　
貴「うん、でられない。さまときが、ぎゅっ、してて」
　
　
左馬刻、ならAを離せ。
　
　
俺だって、俺だって…………。
　
　
銃兎「Aを抱き締めながらコタツに入りたい！」
　
　
俺だって、コタツでゆっくりしたい！
　
　
左馬刻「お前、逆だろ。本心言ってるじゃねぇか」
　
　
しまった…………つい、言ってしまった。
　
　
貴「じゅと」
　
　
Aは左馬刻から離れて、俺のもとへ来る。
　
　
そして、抱きついてくる。
　
　
貴「ぎゅー」
　
　
銃兎「！」
　
　
かっ、可愛い！！！うちのA、可愛い！
　
　
天使！！
　
　
もう少し、こうしていたい………。
　
　
左馬刻「A、そろそろこっち来い」
　
　
銃兎「待て、左馬刻」
　
　
左馬刻「あ゛ぁ？んだよ」
　
　
銃兎「お前、Aを独り占めしすぎだ。今日は、俺がAと一緒にいる」
　
　
ここ最近、こいつはずっとAとコタツに入っている。
　
　
正直、羨ましい。
　
　
左馬刻「てめー、今何つった」
　
　
俺はAを放して、左馬刻と話す。
　
　
銃兎「今日は、俺がAと一緒にいる」

　
左馬刻「てんめーっ、銃兎………」
　
　
そして、また俺と左馬刻との喧嘩が始まる。
　
　

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