あの嘘がきっかけで結婚しました【松田陣平】

♥6 . 結婚 . ページ7

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side 松田 A







歩美 「 あれ、でも松田先生指輪してないよ？ 」





元太 「 あ、ほんとだ 」





哀 「 仕事柄仕事中は結婚指輪をしない人も多いのよ 」





『 まあ小学校教師がしてて問題は無いんだけど…

仕事柄相手が付けれないから私も付けてないの 』






警察がつけたらダメという訳ではないらしい。でも職務上結婚してるのが分かるとよくないらしいので念には念をという事で付けていない。そのため私も付けるのを辞めた。





でも陣平とどこか出かけたり、そういう場では付ける。そういう風に決めたからね。





光彦 「 なるほど… 」





歩美 「 どんな人？！優しい？かっこいい？ 」





『 それもそうだけど…冷たいように見えて内心めっちゃ熱い男で、たくましい人だよ 』





歩美 「 いいね！歩美も将来そんな人と結婚したいな〜！ 」





光彦 「 めっちゃ良い人ですね！ 」





哀 「 やっぱり世の中顔ってところかしら 」





と少年探偵団の1人哀ちゃんがそう言った。それは私の顔が良いって褒めてる…？





『 でもね〜、私の愛しい旦那さんは「お前の顔ウザイ」って始めて会った時に言ってきたからね。

彼は多分私の顔は嫌いだと思う 』





なんか、自分で言うと切ないものの事実だ。萩原くんに紹介された時本当にそう言われた。まあその時期に笑顔を少し作っていた節もあったので彼の言いたいことは分かる。





歩美 「 松田先生美人なのにー！ 」





コナン 「 仲良しなんだね！ 」





『 かもね 』





ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝとちょうど区切りのいいところで予鈴のチャイムが鳴った。





『 そしたら早く教室に戻りなさい〜 』





と言うとみんなは"はーい"と言い教室に戻って行った。授業準備を昼休み中にしようと思ったものの全部溶けてしまった。まあたまにならいいか、と思いながら私も教室に向かった。








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