【うらたぬき】推しに恋する予定なんてなかったんです【あほの坂田。】

Cafe25 ページ25

寝かせたあと、冷えピタとスポーツドリンクを取りにキッチンへ行く

あんだけやばいのによく帰れとか言えたな？！
下手したら死ぬぞあの人！！！

冷蔵庫を漁るがスポーツドリンクはないようだった

仕方ないから冷たい水でいいか…


『うらたさん大丈…夫？』

「んん………」ｽｩ…


どうやら寝たようだ
そっと冷えピタを剥がして、張り替える


「んぁ…っ」


いやえっrrrrrrro((((((ｺﾞﾎﾝッ

とりあえず起きたら水を飲ませるとして…起こすのはさすがに可哀想だし、待ってようかな






「…A…？」

『あ、うらたさん起き…っ？！』


ぐっと腕を引っ張られ、気づけばうらたさんの腕の中

これ、色々やばくないか…？


『う、うらたさんどうしたの？水飲まないと…』

「…す、き」

『……………………へ？』

「すき すきなの だいすき…だ、けど…Aは、さかたがすきじゃん…おれじゃ、ないじゃん…こんな、おればっかすきなのは、やだ…」


ぎゅっと抱きしめられ、耳元で弱々しく呟くようにそう言われる

すき？どういうこと？え？

理解が追いついていない私に、うらたさんはこう言った





「…Aが、おれのものになったら、おれのかのじょになったら、いいのに…」


ちょっと離れたと思ったら、チュ、とリップ音がして首、喉に違和感


「おれの、Aが、いい…さかたは、やぁ…」


フッと力が弱まって、規則正しい寝息が聞こえてくる








『あれ…うらたさん今…』


私の喉と首にキスした…よね？

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