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45話 ページ46

大くん、様子がおかしい


震えてる……やっぱ私の事嫌いなままなんだ


まぁしょうがないよね


そう思っていると、大くんが口を開いた


青「……ん、で」


貴「え?」


青「何で俺みてぇなクソ野郎にもこんなに優しいんだよ!?俺はお前を裏切ったんだぞ!!お前に心配してもらったり、こんなに優しく手当してもらったりする資格なんか、ねぇよ……」


そう叫んでは泣いた


大くんも、やっぱ辛かったんだ


練習中も、もしかしたら罪悪感でいっぱいだったのかもしれない


貴「…裏切られても、帝光の仲間だった事には変わりないもん。どんなに傷つけられても、貶されても、皆のこと嫌いになれなかった」


青「A……ごめん、俺、……俺…!!」


貴「ううん……戻ってきてくれてありがとう。また、一緒にバスケやろ?」


青「! おう!!」


ニカッと笑ってくれた大くん


中学の頃の笑顔に戻った


戻ってくれた


やっぱ大くんは笑顔が似合うよ


貴「はい、もう終わったよ。立てる?歩ける?」


青「あぁ、問題ねーよ。よし、バスケすっかぁ!!」


貴「ちょっさっきダメって言ったじゃん!!バカ大くん!!」←


青「誰がアホ峰だ!!」←


貴「それは言ってない!!」←


ホントに大くんはバスケバカなんだから、ww


大くんらしくていいけどね


2人で笑いあっていると、医務室の扉がガラガラっと開いた


その瞬間、場の空気は凍りつく


赤「とうとうここまでやってくれたね。裏切り者」


赤司くん…


いつも以上に怖い


貴「あ、赤司k」


赤「僕の名前を気安く呼ぶな。汚らわしい」


貴「っ……」


何でそんなに怒ってるの…?


赤司くんは、何を考えてるの?


赤「大輝までも洗脳してしまうとは…」


青「俺は洗脳されてなんかねぇ!!俺はAを傷つけすぎた、だから今度は守んだよ!!」


大くん…


嬉しくて、涙出そう


青「つか……さつきと榊原が合宿中に全く話してねぇ理由、頭いいお前でも分かんねぇの?」


赤「…どういう意味だ」


赤司くん、今にも狂っちゃいそうなくらいに怒ってる


威圧が尋常じゃない


ってか、大くん赤司くんに言っちゃうの?


貴「大くん…」


青「こういうのは言わねぇと分かんねぇだろ。
…話してねぇ理由、それは榊原がさつきを裏切り者扱いしたからだ。中学の頃、Aにアイツがやったように」


赤「…何だと……?」


赤司くんは、どう思ったのかな


出る答えが怖くてしょうがない

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青峰葵(プロフ) - 早くこの悪女に天罰を (2020年11月20日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 緑間と黄瀬がずっとヒロインの味方いてほしい (2020年10月18日 20時) (レス) id: 76abd17aca (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 夢主の名前を固定してほしい…… (2020年10月13日 22時) (レス) id: ead1db5ef4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るっく?? | 作成日時:2020年9月20日 22時

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