検索窓
今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:3,038 hit

41話 ページ42

あーだこーだしていると


次は凄い大きな集団が入ってきた


そして……紫の少しだけ長い髪


陽泉高校…


むっくんだ


仲直りしたいとは思うけど、実際に会うとやっぱ怖い


テツくんの袖を、キュッと掴んだ


黒「大丈夫ですよ。僕がついてます」


貴「…うん」


そう言われると、少し安心した


テツくんの袖から手を離した


その時だ


むっくんと目が合った


すぐに逸らされたけど


…ねぇ、むっくん


何で目が合った時


少し悲しそうな顔したの…?


_紫原side_


Aちんと目が合った


すぐに逸らしちゃったけど


だって気まずさ半端ないでしょ


中学ん時あんだけ酷いことしといてさ


また仲直りしてーな、とか思っちゃうんだよね


俺ってバカじゃね?


Aちんが許すはずない


……この合宿でも話せないかな


俺Aちんがいるから来たのに


これじゃ意味ねーよ…


ただ見てるだけとかやだ


それに…


今、めっちゃ黒ちんと距離が近い


今すぐそこに行って距離を離したい


とは、思う


けど傍にいていいのは俺じゃない


あの表情を見て確信したんだ


Aちんは黒ちんが好きなんだ


だからどうとかじゃないけど


苦しい、苦しいよ…


1人でそんな事を考えてた時


来た


来てしまった


赤ちんのいるとこ、洛山高校が


赤ちんはすぐにAちんに歩み寄った


そして言い放った


赤「よくのこのこと来れたね、裏切り者」


Aちんは怯えてるのに、何も出来ない


実「そんな事するとは思わなかったわ」


葉「最低だね」


根「何か言えよこの野郎」


ダメだ、やめて


これ以上傷つけないで


壊れちゃうから


貴「……うん」


実「うんって…あんた調子乗ってんの?」


赤「やれ永吉」


根「おう!」


そして拳を握った


ちょっと待てよ、殴る気かよ


馬鹿じゃねーの、体格差考えろよ


黒ちんが急いで前に立ったけど、あんなもん受け止められるはずがない


根「どけよ!!」


そいつは構わず拳を振りかざした


もういてもたってもいられなくて…


その拳をはらった


赤「…!?」


紫「何考えてんだよ!!そんな事してタダで済むとか思ってんの!?」


みんな、ポカンってしてる


特にキセキの世代


そりゃそうだ


俺、こんなに怒ったことないもん


別に赤ちんを敵に回してもいいよ


それでAちんのことを守れるなら

42話→←40話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 裏切り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

青峰葵(プロフ) - 早くこの悪女に天罰を (2020年11月20日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 緑間と黄瀬がずっとヒロインの味方いてほしい (2020年10月18日 20時) (レス) id: 76abd17aca (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 夢主の名前を固定してほしい…… (2020年10月13日 22時) (レス) id: ead1db5ef4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:るっく?? | 作成日時:2020年9月20日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。