4話 ページ5
え?
流石に、誰も理解出来ないよ
どう見ても、夢果ちゃんがやった状況でしょ?
いや、実際そうなんだけど
夢「あんた、みたいな奴消えろって言われて……!何かされるのかなって思ったら自分で階段から落ちて……怖くて!!」
ボロボロ泣きながら弁解している夢果ちゃん
その光景をただ呆然と見ている私
すると、1人目が言葉を発した
青「お前、そんな事する奴だったのかよ」
貴「え…?」
大、くん……?
私の事信じてくれないの?
何で?どうして?
紫「流石にそれは引くわ〜」
むっくん、?
さっき笑顔で、お菓子あげたばっかじゃん
あの笑顔はどこにいったの?
桃「そんな人なんて思わなかった…最低」
さっちゃん…?
私、そんな事してないよ
そんな人じゃないよ
お願い、信じてよ
赤「そんな奴はバスケ部に置けないな。A、お前は退部だ」
この言葉で、ようやく私の口は動いた
貴「ち、ちょっと待って!!私の話も聞いて…」
紫「はぁ?聞く価値とか無いでしょ〜」
むっくんのこの言葉で、何かが壊れた
親友って、言ったじゃん
ずっと一緒に、楽しく過ごそうねって
こんなにあっけなく終わってしまうのか
泣きたいけど、何とか堪えた
その時
黒「その言い方はないんじゃないですか?」
黄「そうっスよ!!大体、Aっちがやったって言う証拠が無いじゃないスか!!」
黒「それに……ずっと一緒に頑張ってきたチームメイトのAさんより、今日転校してきたばかりの榊原さんを信じるなんて……君達の絆ってその程度だったんですか?…そっちの方が最低ですよ」
そう言われて、さっちゃんが泣き出しそうになった
好きな人にそう言われたら、そりゃ悲しくなっちゃうよね
ごめんね、さっちゃん……
青「……チッ気分悪ぃ。行こーぜ」
桃「大丈夫?怖かったね…」
夢「…うん、ごめ……」
呆然と私は立ち尽くしていた
ふと、気づいた
緑間君は何も言葉を発していなかった
黄「緑間っち……!!」
緑「……何とも言えないのだよ。俺は現場を見ていないから、どちらの味方にもなれん」
黒「…それは言えてます。けど、Aさんは嘘はつきません。僕はそれだけ知ってます」
黄「俺もっス!!」
テツくん、涼くん……
嬉しくて、涙出てきた……
貴「私、やってない、!!3人とも、私の話聞いてほしい…!」
3人「「うん/あぁ/はい」」
あぁ、なんていい友達を持ったんだろう
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青峰葵(プロフ) - 早くこの悪女に天罰を (2020年11月20日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 緑間と黄瀬がずっとヒロインの味方いてほしい (2020年10月18日 20時) (レス) id: 76abd17aca (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 夢主の名前を固定してほしい…… (2020年10月13日 22時) (レス) id: ead1db5ef4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るっく?? | 作成日時:2020年9月20日 22時