30話 ページ31
あっやっと口解放された
貴「あの…ホントに離してくれないかな?」
二「んーん離さない。俺今からAちゃんとやりたい事あるんだよねぇ……無理矢理にでも堕とすよ?w」
そう言って私のセーラーのリボンをシュルシュルっと取った
はい、食われるパターン←
ってなるかぁ!!←
私はそこらの怯える女子とは違うよ!!
き〇たま蹴りあげんぞバカァ!!(?)←
そう言ってホントに蹴りあげようとした((
その時
教室のドアが開いた
「ここにいた…良かった」
二「…あ?」
貴「え?あっ…!」
二宮くんなんてガン無視←
私はその人に手を取られて、そのまま体育館の方へ歩き出した
その人物?教えろって?
めっちゃ意外よ?
しょーがないな教えてあげる♡♡←
貴「ありがとうございます、伊月先輩……何であそこに?」
伊「あぁ、Aが遅れるの珍しいと思ってさ、カントクに副キャプテンとして探して来いって言われたんだよ。それでイーグルアイ使って探してた」
ほー、伊月先輩こき使われてるぅ((
てかイーグルアイってそんな使い方するものじゃないでしょ((
けど今回はそれのおかげで助かったんだから素直に感謝だなぁっ!
貴「イーグルアイ便利ですねwあの、ホントにありがとうございます!いつかお礼しますね!」
伊「そんな大袈裟なw」
大袈裟じゃないですよ全然
だって助けてくれなかったら今頃どうなってるか分からないもん
_伊月side_
Aいつもニコニコしてるよな…
さっきまであんな状況で、怖かったはずなのに
そんな素振り全く見せてない
強がりなのか?
伊「そんな事より、さっきの状況…怖くなかったのか?」
怖くないわけがない
そんな事だろうと思ったけど、
貴「え?何で怖いんですか?」
伊「へ?」
貴「怖くはないですけど、ただ部活の時間に遅れるから離せとは思いましたね。リボン取られた時はイライラがピークに達して蹴飛ばしてやろうと思いました」
つ、強すぎないか?
俺が助けた意味あるのか?←
貴「けど、伊月先輩が来て安心しました」
安心するような笑顔で、そう言ってきた
その笑顔に、俺の心臓はドキってする
…おかしいな、俺
後輩はそういう目で見ないって決めてたのに
…カントクに言われたのも、イーグルアイでちゃんと探したのも本当だからそこは疑わないでくれよ
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青峰葵(プロフ) - 早くこの悪女に天罰を (2020年11月20日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 緑間と黄瀬がずっとヒロインの味方いてほしい (2020年10月18日 20時) (レス) id: 76abd17aca (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 夢主の名前を固定してほしい…… (2020年10月13日 22時) (レス) id: ead1db5ef4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るっく?? | 作成日時:2020年9月20日 22時