嫌いになんてなれなくて【黒○】【裏切り】 (ページ29)

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28話ページ29

貴「じゃあ送ってくれてありがと！気をつけてね！」

黒「ありがとうございます。では、おやすみなさい」

テツくんの後ろ姿を見送った

いつも見てきてるのに、今日は少しドキドキしたな

そんな事から数日後

結構前に出てきた二宮慎二いるでしょ？

なんかめっちゃ話しかけてくるんだけど何事

二「おはよー」

二「なー勉強教えてくんねー？」

二「Aちゃん！」

し、しつこい

周りから誤解されるからやめてぇ…

貴「な、何？」

二「んーん。呼んだだけーw」

貴「そ、そっか」

正直こういうタイプ苦手…

涼くんと似てるようで全然違う

涼くんは真っ向からさ、その

話したいっス！とか構って！とかどストレートに言ってくるから可愛げがある

二宮くん呼んだだけとか多いんだもん面倒くさすぎるよ←

二「てかさー、Aちゃん黒子とか火神とかとよくいるじゃん？あんな奴らといてら楽しいの？」

貴「あんな奴らって…あの二人はいい人達だよ」

二「えー？でもあの二人学年で相当浮いてんじゃん、特に火神。あの二人といたらAちゃんも悪いように思われるよ？」

別にそれでもいい

私が一緒にいたくているんだから

それに、私の大事な人達の悪口言うのは許せない

けど、何か反論したら面倒くさそうだなぁ

とりあえず…

貴「知らないよ」

とだけ言ってその場を去った

私は今激おこプンプン丸よ←

降「…A？どしたんだよそんなしかめっ面して」

貴「降旗くん！聞いてよさっきさ～…」

私は降旗くんにさっきあった事を話した

すると降旗くんは驚いた顔をした

降「二宮慎二も学年で浮いてるよな、本人気付いてないだけで…」←

貴「え、そうなの？」

降「Aによく付きまとってるだろ？それで俺のクラスの女子がA可哀想って話してる」

貴「そうなの！？それは初耳」

私の知らないところでそんな事があったとは

ホントに何があるか分からないねぇ←

てかテツくんと火神くんが浮いてるって言ってたけど二宮くん特大ブーメランなの面白いね←

私にとっていい情報が聞けてよかった←

降「アイツに何もされてない？大丈夫か？」

貴「うん、、今のところは、だけどね」

降「ホントに気をつけてな？何かあったらクラスメイトとかバスケ部に言ってな！」

貴「分かった！ありがとーう！」

何だろ、降旗くん

お母さん感？母性オーラ？

が出てて話してて凄い落ち着く←