嫌いになんてなれなくて【黒○】【裏切り】

20話 ページ21

連れてこられたのはバスケコート


えっ今から何するの？


…もしかしてバスケ！？


ダメダメダメダメ！！！←


テツくんはパス以外からっきしなんだから！！←


……何か火神くん1人でごちゃごちゃ喋ってるけど大丈夫なのかな((


あぁ、テツくん半分聞いてないよ((


火「確かめさせてくれよ。お前が……キセキの世代がどんなもんかを」


バスケの勝負挑んだあああああああ！！


ダメ、ここは私が止めないと！！


だってマネージャーだし！！(？)


貴「あ、あの！！」


火「あ？」


黒「Aさん？」


か、火神くんやっぱり怖い…


けど、一瞬だけ、一瞬だけ頑張る！


貴「えと、その……テツくんの強さは、火神くんの思ってる強さとは違うと思うんだ」


これだけ言ってもわかんないだろうなぁ…


でも許して欲しい


ミスディレクションの事なんて説明すればいいのかわかんないんだもん←


火「どういう事だ？」


貴「口では説明するのが難しいの、ごめんね……実践で見てもらうのが1番だと思う！」


火「はぁ？何だそりゃ…分かった。じゃあそいつの強さってのを……明日見せてもらう」


そう言って、帰ってった…


……え


えええええええええええ！？


見せてもらうって


テツくんそういうのじゃないのに！！


貴「えっちょっテツくんどうするの！？」


黒「明日先輩方に頼んでミニゲームしましょう」


貴「そ、そうだね…」


先輩達、了承してくれるのかな…


次の日


なんか男子生徒に声かけられた


えっえっ


「名前なんてーの？」


貴「あ…如月Aです」


「可愛い名前ー！俺は二宮慎二！よろしくなー！」


貴「……うん」


なんか……すっごい


チャラそう！！←


涼くんとは違ったチャラさがある←


けど顔は普通にイケメンだから女子にモテモテだろうな、ていう勝手な妄想


二「Aちゃんの事気になってたんだよねー、ダントツで可愛いから！」


へぇー、そうなんだしか言えないよ！！


何それ！！←


貴「…ありがとう？」


てゆーか私男子じゃなくて女子の友達作りたい…


変な風に思われるのが嫌だから←


中学の時、男たらしって言われてたから


そんなこと、高校でも起こしたくないし

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