【歌い手】余命ゼロの俺。【男主】

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まあみんな、思うことはあるよね。

少なくとも、今まで俺を応援してくれてた人たちだから……

悲しませちゃったよね。

びっくりしたよね。

それでも俺を推してくれる子もいるんだって思うと、何だか安心した。

辛くて、でも嬉しくて、でも悲しくて。

複雑な気持ち。

言葉じゃ言い表せないほど、感謝と謝罪が入り交じってる。




この溢れて止まらない涙は、一体何に対する涙なんだろう?




答えの返ってくるはずがない空間に静かに、けれど確かに、俺の涙ながらの声が響いた。

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天月side

まふ「とりあえず、大翔がもとみたいに元気に笑ってくれて良かった！」

しま「そーやなぁ」

さか「元気、って訳やないけどな」

『でも俺らと向き合ってくれたし、リスナーにも話せたじゃん！』

そらる「………」

うら「……けどさ、」

セン「どしたんですか？二人とも」

うら「大翔、前会った時よりだいぶ痩せてたよな」

そらる「うん。それにきっと、大翔の病気はしっかり進行してるんだなって思った。痩せたというか、やつれた感じもした」

まふ「確かに細くなってましたね……げっそりって程ではなかったですけど」

さか「たぶん大翔、もうご飯食べれてないんちゃうかな」

『え、そうなの？』

さか「点滴で栄養を直接体に与えてるんやないかな。見た感じそうやった気ぃする」

しま「大翔はもう、あの空間から出られんのやな……」

まふ「大翔、１人で泣いてるんだろうなぁ……きっと」

セン「リスナーに愛されてましたもんね」

そらる「そうだな……俺らで交代で見に行った方が良いかもな」

うら「ですね」


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作者です。
お気に入りが二百人越えてて、18000hitを一日で突破していました。
白目になりそうです。発狂しそうです。踊り狂いそうです。
コメントもありがとうございます。
泣いた方、案外いらっしゃるようなので、ハンカチ常備をおすすめって書いときます。
やばい、伸びすぎて怖い((( ；ﾟДﾟ)))

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