うら ページ22
*…
『どうです?悪くない話でしょ?
乗るか、乗らないか。
いま、決めてもらいます』
白か、黒か。
はっきりしてもらわなきゃ。
灰色なんて許されない。
いちばん、中途半端が嫌いなの。
一応、話はしたけど。
乗るか乗らないかは、まだ聞いてないからね。
裏切られないために、わざわざ問う。
「…くくく、Aには敵わないのぉ。
惚れた弱みじゃ、その作戦、乗ろう」
『そう言ってくれると信じてました…♪』
私は大きな弧を描いて、
零兄さんを見据えた。
零兄さんは、知識の幅が大きいからなぁ。
結構、戦力になりそうだ。
「…ホントに、卑怯じゃのう」
零兄さんが私のことを好いているのも知ってる。
私のためなら、なんでもしてくれるって、知ってる。
…だって、零兄さんが言った通り。
“惚れた弱み”、なのだから。
「…!!A、棺桶に隠れろ」
急に声を潜めて彼は言った。
言葉の理解が追いつけず、きょとん、としていると、
「あーもー!早く隠れろって!!」
そう言って棺桶に押し込まれた。
いやいや、少し雑すぎるでしょ。
ちょっと骨折ったかもー(棒)
蓋が閉じた2秒後くらいに、ドアの開く音がした。
__..誰か、来た。
「あっ、失礼しますっ!
零さん…ですよねっ??
わたし、新しくプロデュース科に入ったぁ…」
古林 弥生だ。
声でわかる。
この、甘ったるいかんじ。
なんか、語尾を伸ばしてるかんじ。
生理的に、受け付けない。
「おぉ、知っておるぞ。
古林 弥生ちゃんだろう?
ここまで足を運んでくれて、嬉しい限りじゃ。」
そ、そんなことないですっ!
そうやって呟く古林さん。
顔が容易く想像できる。
てか、なんで来たんだろう。
「…それより、なんのようじゃ?
我輩になんか用があるのだろう?」
「はいっ、実はぁ……。
__..城西 Aさんに、いじめられてるんです」
ちょっと、古林さん。
わたし、理解できないんですけど。
本人、ここにいるんですけど?
○*・○○
イベント尊い泣
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
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夢花(仮垢) - 絶対あの自信過剰女(悪女ちゃん)潰す← 夢主にどんな過去があるのか知らないけど、内容によっては変わるけど、悪女ちゃんより悪い子じゃないのはわかるから。 (2018年9月12日 9時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
ハクリン☆(中二病JC)(プロフ) - 続いて、とても面白いですぞよ!!続きが楽しみです、更新楽しみにしてますね (2018年2月25日 10時) (レス) id: e9c024781f (このIDを非表示/違反報告)
ハクリン☆(中二病JC)(プロフ) - 23ページ凛月の弟ってなってますぞー。 (2018年2月25日 10時) (レス) id: e9c024781f (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - とても面白いです!更新大変だと思いますが、頑張ってください! (2017年9月2日 16時) (レス) id: 2dc106ba26 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん(プロフ) - おぅふ…いいねー!この時が来るのを待ってましたー!友達もおすすめキてきまーす! (2017年8月25日 22時) (レス) id: d4b62537e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬華@もりちあ激推し | 作成日時:2017年6月20日 20時