素直になって ページ22
フロイドside
…またストールがどっかいった。どうしよどうしよジェイドの借りよっかなぁ
フ「あ、でもジェイド今日シフトだったっけ？」
借りれないじゃ〜んと思いつつも望みをかけジェイドのロッカーを勝手に開ける。
フ「あり？？あんじゃん。」」
ジェイドが俺と同じようにサボることはないのに、と思う。
フ「ん〜、どうしたんだろ。」
もしかして俺には連絡入れてないでアズールに言ったのかな。
フ「俺が伝言し忘れるって思ったわけね………」
一人でそう納得し、遅刻しないよう更衣室をでると、
『ハーツラビュル寮からジェイドの代理できました。A・ローズハートです。一か月間よろしくお願いします。』
と頭を下げている小金ちゃん。
えっ、なんでここにいんの？と合わせる顔がないと本能的に思っている自分がいるのかその輪に入らないでいる。
モ「Aくんてもしかして、リドル・ローズハートの兄弟？？」
『はい。リドルは僕の兄ですよ。』
モ「えー、俺すっげぇAくんの顔タイプ！女だったらいいのに」
『残念ながら男ですよ。』
嘘つき。あんな綺麗な身体したやつが男なわけあるかっての。
自分だけの特権に嬉しく感じながらも、小金ちゃんといって抱きしめるのに躊躇っている自分に飽き飽きする。
モ「Aくん、連絡先交換しようよ。」
馴れ馴れしく肩を組む奴が気に食わなくて、
それに抵抗しない小金ちゃんにも気が食わなくて、手をひねり上げる。
モ「いっいででででででっ！！」
フ「んなことしてないでさっさと準備したらぁ〜？」
軽く睨むと怯えたように走り出すそいつ。
『あっ………』
と手を伸ばしかけていた小金ちゃんに対して
フ「なに？仲良くしたかったわけぇ？」
と聞くと、別に、とそっけなく返される。
前までだったら文句を言っていただろうに。
変わってしまった距離感に嘆く暇もない。もうすぐオープンするから。けど、せめて一言。
フ「髪の毛、かわいいよ。」
そういって小金ちゃんの横を立ち去った。
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たこきんぐ(プロフ) - Nunuさん» そういってもらえて嬉しいです！！そろそろ最終章なのでぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年6月12日 21時) (
レス) id: c9965e5c6e (このIDを非表示/違反報告)
Nunu - この作品が大好きです！気を病めずに頑張ってください！応援してます。 (2020年6月12日 2時) (レス) id: 5f379f33ee (このIDを非表示/違反報告)
ノコ(プロフ) - 溜まっていると聞きまして...めっちゃ楽しみです！！！待ってます！！ (2020年5月21日 18時) (レス) id: a7f52ab7e6 (このIDを非表示/違反報告)
たこきんぐ - ノコさん» ありがとうございます。本音を言うと少し辛く感じていた所もありましたが(もちろん自分のせいですが…)救われたような気持ちになりました。これからもよろしくお願いします。 (2020年5月17日 0時) (レス) id: 1113f8532e (このIDを非表示/違反報告)
ノコ(プロフ) - 主様の作品、とても素敵だと思います。あまり気負わず、主さんのペースで頑張ってください。応援してます！ (2020年5月17日 0時) (レス) id: a7f52ab7e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たこきんぐ | 作成日時：2020年5月15日 20時
