【ハイキュー】別にどうだっていい4【反撃編】

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その動画には誰もが絶句した
俺も初めて見て驚きで声が出なかった

朱「明日から私の担当の高校の分のドリンクも作ってくださいね?」

『え...』

どういうことだよ、何でレイにナイフ突き付けてんだよお前
レイがドリンクを作っているのは知ってた

朱「やらないとお前のとこのマネと選手に何があるか知らないからな?良いのかなー?選手たちが傷だらけになっても」

「「「は?」」」

傷だらけ?
脅しじゃないか
アンタら(青城)はこんなクズ野郎を今まで守ってきてたんだぞ

『!!...わかった。やるから選手とマネさん達に何もしないで』

レイは当たり前のように承諾した
自分よりも俺らを優先させた
何でもっと自分を大切にしないんだよ...!!

朱「あ、それと先輩には嫌われ者になって貰いますからね...ってもう嫌われてるか!アハハハハッ」

『ｯ...』

嫌われ者?
何言ってんだよテメェ

朱「あ、もちろんこの事誰かに言った場合もただじゃ済みませんからね?」

『わかってる...』

朱「わかってる?」

『ｯ...わかり、ました』

脅迫でしかない
人間のクズ
コイツにはこの言葉がお似合いだ

朱「最後に言っておきたいんですけど...お前みたいなのがチヤホヤされてんじゃねーよ!!!」ｸﾞｲｯ

『!?』

「「「!?!?!?」」」

ｺﾞﾝｯ

『〜ｯ』

おい、何してんだよ
レイに何してんだよ
俺は今にも殴り掛かりそうになっていた

朱「ハッ!!ざまぁないな!!!」

ざまぁないだァ?
レイがお前に何したってんだよ
俺らの為に自分の身体よりも優先させて
嫌な要求にも呑んだレイがお前に何したんだよ

動画は終わった。


夜「悪い、見せるタイミングが無かった...もっと早く見せてればこんなことにはならなかった...!!」

赤「何で夜久さんが謝るんですか?」

夜「は?だって俺がもっと早くに見せてればあんな大変なことにならなかっt」

赤「それは俺もなんです」

研「赤葦...」

赤「これを見てください、この日俺はレイについて来てほしいって言われました。コイツ(朱)に呼び出されたからだそうです」

夜久さんが悪いんじゃない
俺も黙ってた。
俺も加害者だ

俺はこの前録った動画を再生した

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