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赤葦side
青城の3年生達に風呂に誘われた
正直嫌だったけど
レイの両親に何があったのか教えて欲しいと言われた
俺は話すべきか悩んだが
この人達の目は何もかも受け入れるといったような目をしていた
だから話すことにした...のだが...
赤「何でいるんスか木兎さん、黒尾さん」
黒、兎「えー何となく?」ニヤニヤ
絶対変なこと考えてる
赤「まぁ良いですけど覗きとかしようものなら遠慮なくシバきますからね」
2人「ハイ」
及「ヴヴン...それで、話してくれるかな?朝霧のご両親に何があったのか」
赤「わかりました。
...俺って昔からあんま人と関わったりしない子だったんですよ、それで家が隣だったレイくらいしか友達いなくてですね、結構仲良くさせて貰ってたんですよ。バレーもよく一緒にしてました」
兎「え!!?朝霧ってバレー出来たのか!?」
黒「木兎ちょっと黙れ」
赤「...それで、ある日もレイと約束をしてバレーをすることになったんです」
及「ある日?記念日か何か?」
赤「いえ、記念日ではなく、命日です」
「「「!!!」」」
赤「これはレイから聞いた話なんですが、バレーしたさに帰り路を急いでいたらしいんですよ。それで無意識のうちに少し早歩きになってたみたいで向かってくるトラックに気付かなかったみたいなんです。あ、勿論信号は青でした」
赤「それで後ろで急に鈍い音がしたと思い振り向けばレイを庇う形でそのトラックに轢かれたそうです」
「「「...」」」
赤「幼かったレイはその状況に理解が追いつかなくなっていたところ、レイのお母さんとお父さんがレイを落ち着かせようとして死の間際にレイに出かけると言ったそうです」
赤「希望を失ってしまうかもしれないレイに対してある事を伝えたそうです。確か、〈強く生きて〉〈負けないで〉だったと思います。その後、最後の力を振り絞ってレイの所まで行き、抱きしめ、息を引き取ったそうです」
及「そんなことが...」
赤「ざっくりですけどこんな感じです。だからレイは両親を貶されるのをとても嫌うんです。葬式の時俺は恐ろしいくらい泣きました。それとは真逆にレイは一滴も涙を流しませんでした」
岩「マジか...」
赤「はい、きっと罪悪感で涙を流す事が出来なかったんでしょう。今は吹っ切れてますけど前までずっと一人でそれを抱え込んでいたんです」
花「俺...そんなことになってたなんて知らなくて...あんな事をッ」
松「俺も散々貶したッ」
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北さんの正論パンチ+正論パンチ(((
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猫狗 - 影「金田一...お前...そんな口悪かったか?」← 僕「違うんだ影山ココシリアスシーン君の天然ボケでシリアスがシリアルに変わるのよやめなさいw」(実際にめっちゃ小声で言ってましたw)そしてコメ欄が面白すぎて話の内容どころじゃなかったですwww(((とても面白いです! (2022年12月28日 0時) (レス) @page7 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
カルボナーラ(プロフ) - 穂乃香さん» アラヤダ嬉しいハァト← いやーホント短くてゴメン ゆるちて?((必殺!上目遣い&幼稚な話し方!!← ごめんて。更新しますからァ!!許してクンサイ☆← (2019年12月15日 20時) (レス) id: b22fe18dd9 (このIDを非表示/違反報告)
穂乃香(プロフ) - カルボナーラさんの みじかくてごめんにょ が可愛いかっt(( (2019年12月15日 20時) (レス) id: f8625fd828 (このIDを非表示/違反報告)
カルボナーラ(プロフ) - これからは多分シリアスというより恋愛展開寄りになると思います。相変わらずベタですが今後ともこの作品を宜しくお願いします (2019年12月14日 19時) (レス) id: b22fe18dd9 (このIDを非表示/違反報告)
カルボナーラ(プロフ) - 羽さんさん» うはっそれな☆((( カッコいい赤葦も可愛い赤葦もだいちゅき← (2019年12月13日 21時) (レス) id: b22fe18dd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルボナーラ | 作成日時:2019年12月7日 23時