8 ページ9
イタチと鬼鮫は逃げた。
自来也様はなんか濃ゆい人に蹴られた。
で、濃ゆい人がサスケを木ノ葉に。
自来也様はナルトと三忍の一人である綱手様を探しに行くという。
「私もナルトについて行く」
「ダメじゃ」
「どうして……!?」
「お前は行方不明者! せめて木ノ葉に籍を置け!」
「そんなの綱手様を見付けてからでもいいじゃないですか!」
「そんなのってな、お前……」
十三年も会えなかった弟にようやく会えたのに……!
これじゃあ……。
「……あのさ、オレってばまだよくわかんねぇんだけど……その、姉ちゃんで、いいのかな……?」
「! ……そうだよ、ナルト」
「じゃあ、さ。……オレってば、ぜってぇ強くなるからさ! 姉ちゃんは木ノ葉で待っていてくれってばよ!」
ナ、ナルトにまで……!?
「でさでさ! オレが帰って来たらさ! "おかえり"って言ってくれたら……」
語尾が小さくなっていた。
でも……うん。
イタチから聞いた話と合わせると……うん。
「……ん。わかった。……一応木ノ葉の忍にもなるね」
「そうじゃのぉ。……ガイ。ナルトと少し待っていてくれ。A、話がある」
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:枯葉 | 作成日時:2022年5月29日 23時