#004 ツキノ寮にて。 ページ5
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ASide
あの宣言から一週間。
忙しいからなかなか遭遇しない……と思いきや。
「おはよ〜、Aちゃん。」
朝ごはん作ってる最中に登場。
「寝ぼけて階間違えましたか??あ、マゼこれあげる。」
「クエェッ。」
マゼことマゼランのことは好き。
可愛いし癒される。入寮して3日くらいで懐いてきた。ココ最近のブームは毎朝陽先輩についてくるマゼになにかあげることなくらいには、マゼは好きだ。ちなみにさっきは味噌汁のダシに使った煮干をあげた。だけど。
「えぇ、マゼ羨ましいなぁ。」
そういう陽先輩は、ちょっと苦手。
グイグイ来られたことないし、中学高校時代もずっと男子と同じグループだったけどそんなことなかったし。
「おはよ……って、またグイグイなのね。」
「当然。」
おはようと琉夏に言う前に答える陽先輩。
当然じゃないから。
「マゼ、夜先輩呼んできてもらってもいい?」
「クェェ!」
「ちょ、マゼそれはやめて……!!!」
「A、完全に照れてるね。」
「んなわけないでしょ、琉夏。」
毎朝こんな感じである。
「いただきまーす。」
そして、朝ごはんになると流石にプロセラの共有ルームに戻るため平和が訪れると思いきや。
「また陽さんに猛アタックされてましたね。」
掘り返すな、琉卯。
「私は切実によるるうに癒されたい。」
「陽くんの相方、夜くんだよね?」
「……詰んだ。」
よるるうは可愛い。天使か。ちょっとお墓掘りに行くところは天然だからだからなのと琉卯だから許す。
「んでも、なんか絵になりますよね。」
「美男美女、ですね。」
凛と純菜までやめておくれ……。
「だよね〜。」
「乗るな琉夏。」
つまり。
平和ではない気がする。
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唯華(プロフ) - もちょぽてと。さん» ありがとうございます。女の子達の苗字、説明のところにふりがなつけ加えて置きますね。指摘ありがとうございます。 (2018年2月8日 0時) (レス) id: 81a7efb2cf (このIDを非表示/違反報告)
もちょぽてと。 - 凄く面白いです!でも、女の子達の名前と苗字が読めないので、教えてもらっても良いですか?すみません、更新頑張って下さい。陽大好きなので楽しみにしてます!! (2018年2月7日 23時) (レス) id: fab499d322 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唯華 | 作成日時:2018年2月7日 19時