カレカノごっこ5【梅原裕一郎】

221 ページ31

.







裕一郎くんと一緒にスタジオに向かい楽屋に入ると工藤くんの姿が見えず安心した








江口「ヒツジちゃん、梅ちゃん、おはよう！」


貴方「おはようございます！」


梅原「おっす〜」









先輩なのにおっす〜なんて…笑
江口さんも「おいおい〜」なんて言ってるけど楽しそうに笑っていた








「おはようございます！これ監督から差し入れです！」








スタッフさんが持ってきてくれたのは高そうなマカロンだった

わぁ〜！可愛い〜！








江口「俺マカロン初めてなんだけど！」


西山「あんまり食べる機会ないですもんね」


梅原「俺メレンゲクッキーとマカロンの違いがわかんねえ」


貴方「メレンゲクッキーにクリームを挟んでるようなものだよ」


梅原「なるほどな」








メレンゲクッキーとマカロンの生地の材料はほぼ一緒だからね
私もマカロンは何度か作った事あるけど見た目よりも割と簡単なんだ









工藤「おはようございます」


貴方「！」








楽屋に入ってきた工藤くんを見て体が強ばったと共に心臓がバクバクと速まった








「おはよう工藤！これ監督から差し入れ！」


工藤「まじすか？ありがとうございます！」


「てかどうしたんだよその傷」


工藤「あー…」








工藤くんにキスされた時咄嗟に私が噛んだ傷だ。

スタッフさんに聞かれて傷に触れると工藤くんは私の方を見ながら口を開いた









工藤「噛まれました」


「噛まれた？お前ペット飼ってたっけ？笑」


工藤「いや…羊に噛まれたんすよ」


梅原「！」


「羊〜？動物園でも行ったの？」


工藤「まあそんなとこです」


「なんだそれ笑 じゃあ俺もう行くな」









スタッフさんが帰ると楽屋がシーンと静まり返り工藤くん達の会話を察したのか裕一郎くんが私をじっと見つめていた








貴方「あ…裕一郎、くん…」


梅原「…」








何て言えばいいのかわからずしどろもどろになりながら名前を呼ぶと酷く怒った顔になって工藤くんの胸元に掴みかかった







__________________________________




最近亀更新ですみません(＞＜)


よければ評価お願いします！







はっとり




.

222→←220

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す