〜Quindici〜 ページ16
ジョットside
Aと…あの町から離れて３年経った。
元気にしてるだろうか……。
「おいジョット、空なんか見てどうした？」
「きっと思い人でも思い出しているのでござるよ」
「うわージョットにも女がいたなんてビックリなんだもんね！」
「ランポウ失礼だぞ！誰だって恋愛は自由にするものだ」
「そんなことしてて軟弱になるくらいだったら僕にはいらないよ」
「ヌフフ…女たらしなんて罪な男ですねぇ」
俺には６人の、信頼できる仲間ができた。
まぁ色んなところから見つけてきた。
自分でもビックリするくらいにな…
Aの母国、ジャッポーネにも行ってきた。
危うく殺されそうになったけどな…
あれは差別の塊の国だな。
「…少々考え事をしていた。」
俺になにをしているのか訊ねてきた赤い髪の刺青を入れた男に答える。
「ふぅん…そうか」
「ねぇ、そんなことよりまだなの？」
クリーム色の髪の男が今度は俺に聞いてきた。
「…そろそろだ」
遠くに目を凝らすと懐かしい街が見える。
「へぇ…あれでござるか？綺麗な街でござる」
ジャポネーゼの男が街を見つけ、独特の話し方で話す。
「そう、あれが俺の生まれ故郷だ」
「ヌフフ、そこにジョットの愛しい女性がいるのですね」
「なっ…なんの話だ」
こちらも独特の笑い方でからかってくる。
…服のセンスも独特だ。
「毎晩愛しそうな声で名前を呼ん」
「うわぁあ！！」
恥ずかしくて思わず大声を出して遮ってしまった。
「へぇ…お前がなぁ…」
赤い髪の男が俺を見てニヤリと笑う。
…この２人にからかわれると面倒だ…
「……最後の道のりだ。
G、雨月、ランポウ、ナックル、アラウディ、デイモン。
…俺についてきてくれてありかどうな。
これから、あの街を一緒に守ってもらってもいいか」
話をそらすように、６人の男達に質問をした。
最後の確認だ。
彼らは故郷からわざわざ離れてきたんだ。
もしかしたら後悔するかもしれない。
そんな心配をよそに、彼らは顔を見合わせて笑い
「「「「「「Si , Boss」」」」」」
口を揃えてそういった。
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剣姫(プロフ) - 桜さん» そうなんですか？指摘ありがとうございます。 (2013年12月12日 10時) (
レス) id: dc7c621dd0 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ボカロの曲って本当は使っちゃいけないんですよ。犯罪ですから。 (2013年12月12日 9時) (携帯から) (レス) id: f012e85f71 (このIDを非表示/違反報告)
剣姫(プロフ) - 出席番号２１番さん» ありがとうございます！原曲、いい曲ですよねぇ(*´∀｀)期待に添えるよう、頑張ります！ (2013年9月18日 15時) (レス) id: dc7c621dd0 (このIDを非表示/違反報告)
りんちょ(プロフ) - えええええええ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2013年9月18日 15時) (レス) id: 3a119346ee (このIDを非表示/違反報告)
出席番号２１番(プロフ) - とってもドキドキして冷や汗が止まりませんｗ原曲を知っていると胸が痛くなります。更新応援してます！頑張って下さい＾＾＊ (2013年9月15日 14時) (レス) id: c9b1900a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剣姫 | 作成日時：2013年8月25日 15時
