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「きんときさん、おはようございます！」
「……あ、おはようございます、Aさん。なんか今日、いつになくテンション高いですね」
駅前。今日はAさんと遊園地に行く日だ。
「そ、そうですか……？ やっぱりこういうのはなかなか行く機会がなかったので、ちょっと、いやかなり嬉しくて……。服もめちゃめちゃこだわったんです」
くるり、と回ってみせるAさん。優雅に微笑む姿は、やっぱり綺麗だった。
可愛いですね、を飲み込んで、似合ってますよ、を、口にする。するとAさんは恥ずかしそうに微笑んだ。
「実はベリーランド、なかむさんとにあちゃんで行ったみたいなんです。付き合い記念に」
「へぇー、あの二人が」
あの一見で付き合いだしたあの二人。柊さんが俺に近付いたのもAさんに厳しくあたったのも、(ついでにスキンシップ多いキャラも)あのツインテールの女子のせいだったらしい。
それ以降Aさんと柊さんは仲良くなり、「Aちゃん」「にあちゃん」と呼び会う仲になっていた。
「あの二人が言うんなら確実ですね。俺、あんまりそういうの得意じゃないので……」
「私もです……。それでにあちゃんに聞いたら楽しかったって言ってたので、安心しました」
楽しみですねー、なんて言い合いながら電車に乗り込む。
誘ってくれたのが俺であったことに、少しの優越感に浸っていた。
続く (更新停止中)
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うい(プロフ) - あずきさん» お褒めのコメント嬉しいです。更新頑張るので、是非また来てくださいね。 (2022年9月23日 13時) (
レス) id: a7df37f5cd (このIDを非表示/違反報告)
あずき - 面白いです~！！応援してますっ！！ (2022年9月23日 13時) (レス) @page1 id: fed7a00a2d (このIDを非表示/違反報告)
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